庭 No.245 2021冬号 電子書籍版
2700円(税込)
作品内容
40周年記念号(No.225)では、現代につながる造園家たちの仕事や人となりを紹介しました。今45周年記念号ではさらに時代をさかのぼり、近代の庭師にどのような人たちがいたのか、現代の作庭精神の原点がどこにあったのかを紐解きたいと思います。 また、脈々と受け継がれてきた庭師の技を生かす重要な仕事の一つに、庭園の維持・管理があります。特に文化財庭園の維持管理は、その庭園の歴史に向き合いながら、庭師の技を生かしていくものです。文化財庭園に向き合ってきた庭師の方々の技を伝承していくための取り組みや、昨今、文化財庭園を語る上で外せない「利活用」についてなど、日本庭園の技をつないでいくための活動なども紹介します。 ●連載/磐座探訪(第10回) 越木岩神社の御神体・甑岩(兵庫・西宮市)●NIWA COLUMN/みどりの力(第29回) 庭から始める建築と都市の革命●NIWA NEWS●創刊45周年記念号 特別企画 日本庭園の技をつなぐ 近代の庭師と文化財庭園●I 近代の庭師/庭師のルーツを探る 中世から近世の庭師・植木屋●I 近代の庭師/京都と東京を中心とした 日本近代の庭師●I 近代の庭師/京都・滋賀で活躍した庭師●I 近代の庭師/東京近郊で活躍した庭師●I 近代の庭師/地方で活躍した庭師●コI 近代の庭師/ラム 「出雲流庭園」に秘められた技と魅力 庭師沢玄丹の謎解き●II 文化財庭園/文化財庭園に向き合う/対談 文化財庭園を保存管理するための技術継承とは●II 文化財庭園/インタビュー 文化財庭園の現状とこれから●II 文化財庭園/地域の文化財を守り、つなぐ 地元の庭師だからできること●II 文化財庭園/地域の宝を評価し守る有志の活動 足利庭園文化研究会の取り組み●NIWA SPECIAL REPORT/職人の感性が描く有機的な庭とアプローチ●連載/石造文化財の新たな視点 命石をめぐる(第1回) 龍安寺石燈籠・知足の手水鉢●連載/現場で役立つ 職人の知恵と技術(第33回) 石積編23 石川の石 (4)碧玉・那谷寺●連載/庭道具考(第10回) マットな気品 ショーレン/京都カネブン・成瀬農機具●連載/未来を植える人びと ~植木生産者を訪ねて~(第17回) 高津進一氏/高敬植木園●NIWA COLUMN/時代の気分(VOL.29) 人・地球、皆がハッピーと思える未来へ●NIWA REPORT/明治神宮鎮座百年祭記念シンポジウム 「100年の森で未来を語る Mの森 連続フォーラム」レポート
作品情報
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