CONFORT 2024年10月号 電子書籍版
1600円(税込)
作品内容
景のある家 自然と一体化するような家をつくりたい、と思っていても、 日々の暮らしやメンテナンスを考えると、 ほどよく向き合える距離を見つける必要があります。 敷地をよく読み込み、建物の形状を綿密に計画したり、 建具や雨仕舞などのディテール、また素材を工夫したり……。 さらに環境のプラス面やマイナス面とも積極的に関わることで、 家は、進化を続けていきます。 なかでも別荘は、日常の暮らしとは違う視点が求められる場所。 たとえ、そこにいないときでも、想像することで心の拠り所となる。 いわば「内なる自然」と向き合うような空間とも言えるのではないでしょうか。 「景」の字には、眺め、景色に加えて、太陽の光、そして影という意味もあります。 今号は、景とともに暮らす家の特集です。 ●特集 景のある家 House with Views of Nature●引き継がれる、伊豆高原の家 竣工 1998年 サウナ新設 2024年 設計 堀部安嗣● Case 1 刻々と移りゆく景色のドラマを鑑賞する カラマツ林の山荘 設計 木村優/アートステーション● 豊岡の家(千葉県富津市) 設計 石井秀樹/石井秀樹建築設計事務所●自然と呼応する「もうひとつの家」 Case 3 植物が育む関係の一部になるように 苔庭の家(長野県北佐久郡軽井沢町) 設計 早草睦惠/セルスペース●NODEAが拓く、これからの開口部 Vol.1 現代によみがえる、圧倒的な開放感 「WINDOW G」「SKY - FRAME」●創造の螺線 ガラス作家 ピーター・アイビー PETER IVY / FLOW LAB(富山市)●創造の螺線 ラジオパーソナリティ クリス智子 Cafune(神奈川県鎌倉市)●カール・ハンセン&サンCEO Knud Erik Hansen デンマーク・フュン島の邸宅で出合った 暮らしとものづくりの思想●建具の可能性を探る●リトリートタイムのための ダイニングキッチンの家具と建材●MONOMIRU●先生と学生たちは、いまこんなことを考えている。 ケンチク学ビバ 第61回 岡山理科大学 工学部 建築学科 准教授 弥田俊男●寄り道! ニッポン家具産業史 第13回 パルコと丸井がもたらした「インテリア」●実測野帳は語る たてものとの対話と旅 第54回 最終回 尾道・因島の検潮所 「スナフキンの小屋」文化財になる●CONFORT NEWS ●REVIEWS&REPORTS
作品情報
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