CONFORT 2023年6月号 電子書籍版
1600円(税込)
作品内容
家具 適温のデザイン 国内外のメーカーやブランドによって、毎年新作が発表される家具。 技術や素材の進歩、これまでになかったデザインなど、 いろいろな個性が込められていますが、 なにより、ユーザーの暮らし方の変化こそが、 新しい家具を生み出しているように感じます。 空間と調和しながらも、小さなディテールが存在感を放ち、 暮らしの一部になる。 いまの時代を反映するのは、そんな家具ではないでしょうか。 また、商空間の造作家具やオーダー家具も、 オリジナリティを実現させるため、ますます重要なパートになっています。 一人ひとり異なる心地よさにそれぞれフィットする 熱すぎず、冷たすぎない “適温”の家具デザインについて、 いろいろな角度から探りました。 ●特集 家具 適温のデザイン●デザイナーがつなぐストーリー 進化する家具デザインのいま●インタビュー1 新しい価値をつくるために、 自分へのジャッジ基準を上げていく デザイナー 大城健作●インタビュー2 暮らしは変化していくから、 デザインはアップデートされる余地がある プロダクトデザイナー 倉本 仁●インタビュー3 機能だけではない、情緒的ななにか──。 そういうものが家具には必要です プロダクトデザイナー 松岡智之●プロダクト いまの暮らしに馴染む、未来のスタンダード 日本ブランド×デザイナーが発信する椅子●什器が要の商空間 白い箱による光の標本 Ambientec GALLERY( 神奈川県横浜市神奈川区) 内装設計 鬼木孝一郎/ ODS●什器が要の商空間 都市の余白に浮かぶジュエリー SHIHARA TOKYO( 東京都港区) 内装設計 原田真宏+原田麻魚/ MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO●デンマークモダニズム、もう一人のパイオニア ヴィルヘルム・ラウリッツェンの軌跡●保存版 造作家具の基礎知識●家具をつくるひとたち 発見と進化を日々繰り返す 試行の反復で求める、ミニマルな存在 有馬博人/Mokuji●家具をつくるひとたち 広島の木材でつくる家具と道具 心地よさの緻密な設計 高橋雄二/さしものかぐたかはし●家具をつくるひとたち 金属加工所と建築家のタッグ 存在感を放つ鈍色の家具 Ferrum+●陶芸家・市川孝のつくる茶車の世界 植物と火と水を楽しむ装置●特別企画 人をつないで使われ続ける 今帰仁村中央公民館(沖縄・今帰仁村)と進修館(埼玉・宮代町) 象設計集団+アトリエ・モビル●MONOMIRU●FOCUS ニューノーマル時代のスマートな玄関●先生と学生たちは、いまこんなことを考えている。 ケンチク学ビバ 第53回 工学院大学 建築学部 建築学科 教授 田村雅紀●寄り道 ! 日本家具産業史 第5回 商工省工藝指導所と『工藝ニュース』 取材・文 佐野由佳●実測野帳は語る たてものとの対話と旅 第46回 台湾・斗六の三合院 宗族の歴史を守る家 文・写真 渡邉義孝 作図 米田沙知子●CONFORT NEWS●REVIEWS & REPORTS
作品情報
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