Vesta(ヴェスタ) No.139 電子書籍版
680円(税込)
作品内容
フランスから世界へ広がったガストロノミーの魅力を辿ります。 「Vesta」(ヴェスタ)は古代ローマの「カマドの女神」にちなんで名づけられた食文化専門誌です。民族学・史学・考古学・医学・哲学・経済学などさまざまな学問分野から食を眺め、身近な食生活の背景にある深奥な世界に迫ろうとするものです。歴史的な流れと地域的な比較の中で現在の社会のありようを考え、将来を展望するヒントを提供するものです。食文化に関する研究資料や教材に役立つのみならず食文化愛好家の理解の一助にもなる魅力ある雑誌です。 ●目次●特集1ガストロノミーの歴史・最前線 1近代ガストロノミーの始まりと進展/橋本 周子●特集1ガストロノミーの歴史・最前線 2「美食の都」から「美食の国」へ-ガストロノミーの地方への展開/梶谷 彩子●特集1ガストロノミーの歴史・最前線 3ガストロノミーの現代/八木 尚子●特集1ガストロノミーの歴史・最前線 4美食を通して社会に変革をもたらすガストロノミーの世界的潮流/國府田 淳(お話を伺った方:浜田岳文)●特集1ガストロノミーの歴史・最前線 5日本のガストロノミー考現/門上 武司●特集2美食を支える環境・食材・調理器具 1土が美食をもたらす/山田 健●特集2美食を支える環境・食材・調理器具 2料理人と牛肉 その関わりと価値観の変化を見つめる/君島 佐和子●特集2美食を支える環境・食材・調理器具 3魚市場は素材の宝庫-料理人が最後の砦/濱田 武士●特集2美食を支える環境・食材・調理器具 4食で未来を耕す-花のデザートに込めたメッセージ/加藤 峰子●特集2美食を支える環境・食材・調理器具 5技術とデザインが生み出す新たな味覚の可能性-調理器具の進化と科学の挑戦/川﨑 寛也●誌上シンポジウム フランスへの憧れを抱いて/谷昇・渡辺雄一郎・手島純也、モデレーター山内 秀文●特集まとめ ガストロノミーの変遷、そして現在地/山内 秀文●連載「伝えたい残したい日本の味」(第1回)「佃煮」/向笠 千恵子●連載 大食軒酩酊の食文化(第69回)「囲炉裏」/石毛 直道●文献紹介 野林 厚志=編、公益財団法人味の素食の文化センター=企画『食の文化フォーラム 現代“間食”考 -狭間からみる人類の食』/小坂 理子●新着図書のご案内●財団活動のご案内 食の文化シンポジウム2024 間食ー人間社会を映す鏡 ●財団活動のご案内 公開講座「聴くvesta」ミツバチとハチミツの食文化●財団活動のご案内 「2025年度食の文化研究助成」のご案内●財団活動のご案内 食の文化ライブラリーをリニューアルしました●財団活動のご案内 映像で楽しむ『vesta』ができました
作品情報
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