まあまあふうふう。 電子書籍版
1320円(税込)
作品内容
日々のこと。仕事のこと。そして、生きること。新たな時代を迎えて、今なお輝き続ける名女優・八千草薫さんのフォトエッセイ。どんな時も、一生懸命に、楽しく、そして“いい加減”に人生をまっとうしたい──。そう豊かに歳を重ねている彼女の「自分らしい」生き方を綴った一冊です。*まあまあふうふう……馬馬虎虎。中国の故事成語で「いい加減」「なおざり」という意。八千草さんはこの言葉が好きで、「(ちょうど)良い加減」と解釈し大切にしている。【目次】「歳をとる」のは誰もが初めて。──まえがきにかえて──1章 日々のこと。暮らしのこと。「ま、いいか」で、いい加減に。/心には、ユーモアを添えて。/「馬が合う」から上手くいく。着る服は、自分で選ぶ。/「役に立たない」から、毎日豊かに。/ものは、捨てない。生きものと暮らす。/ぶらぶらと、5000歩。/「転ばないように」を考えすぎない。みんなと同じものを、ゆっくり食べる。/スキンケアは、引き算で。ついつい、夜更かし。/寝る前に「神様、ごめんなさい」。2章 山のこと。自然のこと。山に、入る。/何もしない山の暮らし。/うさぎ小屋。/不便を楽しむ。3章 芝居のこと。仕事のこと。「欲がない」からこそ、丁寧に。/女優への入り口は、空想少女。/「私らしさ」に執着しない。昔の仕事は、振り返らない。/歳を重ねたから、深く考えられる。ちょっとだけ、無理をする。/ちょっとでも、怠けない。4章 歳をとること。生きること。できれば、何も遺さずに。/病気も「まぁ、しょうがない」。/病院でも、できることは自分で。私らしく、演じたい。/迷惑をかけるようになったら。/転移しても、お腹はすく。大事なことだからこそ、正直に。/人は、「忘れる」生きものだから。上手く溶け合って。/今を、きちんと生きる。小さなところで、幸せに、楽しく。──あとがきにかえて──
作品情報
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