つながりのことば学 電子書籍版
499円(税込)
作品内容
うまく話すよりも、大事なことがある。NHKの長寿番組「おかあさんといっしょ」のエンディング曲「きんらきら ぽん」の作詞を担当、手話を言葉として生きる写真家・齋藤陽道さん。手話を禁じられ、心から言葉が離れていった幼少期。手話に出会い、初めて会話の楽しさを知った高校時代。心の底から他者とつながるために写真を撮り続けた日々。「つながり方」を発見していった過程は、他者との関係性に悩む人を後押ししてくれる。言葉が伝わらないことを身にしみて知っているからこそ見出した、「言葉の共有地」「言葉の解像度」「消感動と宿感動」「存在を聴く」などの視点から、安易なノウハウではない、コミュニケーションの「そもそも」論を学ぶ。【内容】はじめに 言葉とことば1 ことばの共有地2 心から離れた言葉3 手話との出会い4 「見る」と「見えている」5 まなざしで伝わったもの6 あなたと私の「共通言語」7 相手の存在を聴く8 ことばは深化する9 言葉の解像度10 息づく言葉11 当たり前を見つめ直す12 一人ひとりが持つ「カタリナ語」13 「消感動」と「宿感動」おわりに そして、はじまりに。
作品情報
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