がんと闘った科学者の記録 電子書籍版

  • がんと闘った科学者の記録 電子書籍版
  • 865円(税込)

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    作品内容

    「自分の命が消滅した後でも世界は何事もなく進んでいく」ニュートリノ観測でノーベル物理学賞は確実といわれながら、がんで世を去った戸塚洋二氏。本書は戸塚氏が余命を宣告された後、ひそかに匿名でつづっていたブログを編集したものである。がんとの闘病のみならず、人生論、科学論、医学論、教育論、宗教論と、さまざまな分野に筆が及んでおり、どのテーマであってもシャープな切り口で綴られている。その一方で、庭や公園で花を愛でつつ病から気をそらせている心境も書かれる。巻末には立花隆氏との対談を収録。この対談が掲載された2008年8月号の発売日に、戸塚氏は世を去った。逝去の直前まで明晰さを保った科学者による感動の手記。

作品情報

出版社
文藝春秋(文芸)
提供開始日
2019/04/15
ジャンル
文芸
連載誌/レーベル
文春文庫

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