同時通訳者のここだけの話―プロ通訳者のノート術公開― 電子書籍版
1760円(税込)
作品内容
羽生善治(将棋棋士)、本庶佑(ノーベル医学・生理学賞受賞者)、イーロン・マスク(実業家)他、数々の名士を担当してきた同時通訳者のエッセイ。現場体験談を通して、通訳の醍醐味と通訳者の頭の中を語ります。英語学習に役立つ通訳の技や豆知識もご紹介。●第一章 同時通訳者とことば・通訳と聞き間違い --- 「中国人はバ×だから」の訳し方・予想外の発言に困る --- 被告人の自爆発言にうろたえる・わかるまで、つなぐ --- 「七転び八起き」を「ロッキーみたいに」で通じさせる・白人の解釈、黒人の解釈 --- 白人が言えば人種差別、黒人が言えばクールな単語・それだけは訳せない! --- 「佐藤さん」はMr.なのかMs.なのか他●第二章 同時通訳者の現場・記憶に残る通訳 --- 米軍の軍法会議から不倫サイトまで・失敗談コレクション --- 「執行猶予(suspension)」と「保護観察(probation)」を凡ミス・密着!国際会議 --- カラオケだって通訳者の仕事・通訳者、体を張る。--- ダイエットにもなる通訳案件・お宅も訪問しちゃいます --- ワンコをなでながらの通訳他●第三章 同時通訳者の技術と学び方・講演者がミスしたら? --- 「要点は3つ」の、3つ目がなかった場合・リスニングも大事 --- 通訳者にNGを出される国・通訳者 vs. 通訳者 --- didn’t know at all とabsolutely didn’t knowで大バトル・リレー通訳、ややこしや --- 誤訳が生む、さらなる誤訳・通訳と翻訳の両立 --- 良い通訳者は良い翻訳者にあらず他●付録 プロ通訳者のノート術公開ジャン=フランソワ・ロザン提唱の通訳者のバイブル「7つの原則」を基に、英⇔日通訳者向けノートテイキング法を指南。手書き実例ノート付き。
作品情報
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