康太の異世界ごはん 9 電子書籍版
869円(税込)
作品内容
他人と料理のことだけ考えてる怪物の運命は? ヒトとエルフと猫人が暮らす三重都市で一体何が? コミック版も大好評!我が友ピスフィ・ピーダーが行方知れずとなっているのだ――。踏鞴家給地にオープンした居酒屋の開店初日、まっさきにやってきたミリシアから、康太に急報が届けられた。未踏の大陸西部を調査する国家的プロジェクト『大西進』に挑んだピスフィが、ヘカトンケイルに帰らず行方不明になってしまったのだ。大規模な捜索隊を出そうにも、西方世界は常人の歩める土地ではなく、頼れるのは康太と榛美ばかりだという。もちろん、二人は安請け合いした。西方世界に発った康太と榛美は、あっという間に無一文になりながらも、猫人の築いた都市、オルニャフ王国オルエドール伯領に行きついた。城下街で康太と榛美を待っていたのは、意外な人物との再会だった。一方ピスフィもまたオルエドールに辿り着き、エルフの古代帝国アンノールの幼き皇女、ネンニャ・ティエルタリオンへの接触を試みていた。アンノールの皇族が持つとされるみわざを求めてのことだ。首尾よく家庭教師としてドリナ宮に潜り込んだピスフィは、ネンニャの、そしてオルエドールの根深い傷と問題に否応なく関わっていく。チェヴァピ、ハルーミチーズ、ギバニッツァ。エール、クラフトジン、ラキア。難民、民族主義、ジン・クレイズ。ヒトとエルフと猫人が暮らす三重都市オルエドールで、新たなる冒険と料理が始まる。中野 在太(ナカノアルタ):静岡県在住。本作にてデビュー。七和 禮(シチワレイ):イラストレーター。「汐汲坂のカフェ・ルナール 」「転醒のKAFKA使い」「お嬢様が、いけないことをたくらんでいます!」「放課後四重奏」「探偵失格」他、ラノベ・TCG等のイラストを担当。
作品情報
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