察知されない最強職(ルール・ブレイカー) 17 電子書籍版
869円(税込)
作品内容
新たな地球からの転移者!? 「毒」の正体? 美術品盗難事件が続発! ヒカルたちを新たな試練が襲う。コミック版も大好評!ドワーフの国で、ヒカルは超越者ブリギッドと死闘を繰り広げた。彼を倒したことで一件落着かと思われたが、ドワーフの12氏族は分裂してしまう。国を出る氏族を受け入れてもらうため、ヒカルは聖ビオス教導国を訪れる。交渉はまとまったものの、その見返りとして教皇ルヴァインからの依頼を受けるが、それは海洋国家ヴィレオセアンで開催されるオークションに出品するため、教会所蔵の美術品を運んでほしいというものだった。無事に任務を果たしたヒカルたちは、風光明媚なヴィレオセアンに滞在していると、美術品の盗難事件が相次いでいることを知る。そんな中、ヒカルはオークションで、明らかに日本からの転移者が作ったと思われる石像を落札するが、直後に目の前で何者かに石像を盗まれてしまう。その犯人は「フェニックス」と名乗ったが、彼女もまた、ブリギッドと同じくこの世界のルールを逸脱した存在である「超越者」だった。フェニックスはヒカルと対峙するうち、ヒカルに重要な情報を与える。「海は穏やかになったが、『死』が蝕んでいる」と――。奇しくもヴィレオセアンの港湾都市は、凶暴なモンスターが姿を消したことで、かつてない豊漁に沸いていた。しかし、遠洋には「毒」が流れ出ており、船乗りたちは近づけずにいた。その影響はやがて街にも広がり、中毒を起こす住民が現れる。問題の核心に迫るためにヴィレオセアンのお偉方、総首領パトリシアと海軍大将ギルバーンも動き出す。「毒」の正体と、その背後にある真実を知るのは、今のところヒカルただ一人。冒険者としての決意を胸に、ヒカルはパトリシアやギルバーンとともに、未知の海域へと向かうのだった。三上 康明(ミカミヤスアキ):神奈川県出身。2006年『ストーン ヒート クレイジー』でデビュー。シリーズ作品に『学園騎士のレベルアップ!』『限界超えの天賦は、転生者にしか扱えない』『メイドなら当然です。』など。植田 亮(ウエダリョウ):イラストレーター。『ディメンションウェーブ』(ヒーロー文庫)など多数のライトノベルを担当。
作品情報
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