信州学ライブラリー1 犀川と千曲川 流域の多様な暮らしと文化 電子書籍版
261円(税込)
作品内容
多様な文化資源の宝庫、長野県。著者は長野県を題材に、地理学的な知識と確かな歴史認識に裏打ちされた学際的な地域研究に長年取り組み、独特の「信州学」を提唱しています。信州の謎を解き明かす「信州学」の世界に触れてみませんか。「信州学ライブラリー」シリーズ第一作となる本巻では、「“菜の花畑に入日薄れ”ではじまる唱歌『朧月夜』の成り立ちに千曲川が果たした役割とは?」「千曲川流域でリンゴ栽培が盛んなのはなぜ?」など身近な切り口で長野県有数の大河・千曲川を解説します。■CONTENTS●善光寺平を流れる千曲川 ~肥沃な沖積平地~・沖積平地が発達している善光寺平・千曲川沖積地の土地利用・地割慣行地と条里制遺構水田・千曲川の原風景●奥信濃を流れて下る千曲川・通船が盛んだった千曲川・世界有数の豪雪地帯・飯山盆地の原風景・信越国境ではなく、越後川口まで千曲川●犀川流域誌 ~日本アルプス最大の河川~・神河内の自然とアルピニズム・松本盆地をうるおす諸河川・筑摩山地を貫いて流れる犀川・川中島平をつくる犀川●長野盆地の自然と土地利用 ~その風土の歴史地理学的考察~・はしがき・扇状地地形の卓越・千曲川沖積地の土地利用・内陸性気候と土地利用・むすび
作品情報
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