美術手帖 2022年2月号 電子書籍版

  • 美術手帖 2022年2月号 電子書籍版
  • 1408円(税込)

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    作品内容

    美術の専門雑誌という枠組みにとらわれず、さまざまなジャンルを横断する斬新な内容に定評。 ●医療や福祉の現場における意思決定のプロセスや、ケア労働とジェンダーの問題などが議論されるなかで、自己責任の限界を提唱する「ケア」の概念が注目されてきた。本特集では、介護や子育てといったケア労働を扱った作品から、 他者との関係性のなかにある自己について考える作品まで、広く「ケア」の思想に通じる活動をする作家やプロジェクトを取り上げる。美術はこれまでも、異なる身体や感覚を持つ人々が他者について想像する契機となってきた。コロナ禍により、かつてなく生命の危うさに向き合わざるをえない今日、私たちはいかにして個人主義的な価値観を脱し、ともに生きることができるのか。アートの視点から考えてみたい。●目次●Editors note●SPECIAL FEATURE ケアの思想とアート●アーティストたちがナビゲートするケアの視点で見るアート●稲葉俊郎×田中みゆき アートにみるケア、ケアにみる創造性●小川公代インタビュー 固定観念に抗う「ケア」の時代の想像の力●渡辺篤インタビュー 斎藤環=聞き手●碓井ゆいインタビュー 中尾英恵=聞き手●小林エリカインタビュー 清水知子=聞き手●佐々木健×飯山由貴 傍にある生を照らす、美術の向き合い方●ケアの思想とは何か●佐藤慎也に聞く美術館の「アクセシビリティ」●砂連尾理×伊藤亜紗×青木彬 ケアがひらく体と表現●Part2 ケアから考える表現と世界●世界のアーティスト&プロジェクト10●批評としての《ケア》 飯岡陸=文●ケアの思想から関係性へ 杉田敦=文●ケアあるいは不確かさの共同体 田中功起=文●岡野八代×杉田敦×田中功起 「ケア」を起点に考える、新しい社会のかたち●ARTIST PICK UP クリスチャン・マークレー●ARTIST PICK UP セシリー・ブラウン●やなぎみわが手掛ける台湾オペラ『アフロディーテ?阿婆蘭?』●エスパス・ルイ・ヴィトンにて2大作家の個展が同時開催●伊藤公象の現在地●アート&デザイン学校ガイド●WORLD NEWS●ARTIST INTERVIEW ホー・ツーニェン●エキソニモ「CONNECT THE RANDOM DOTS」展 椹木野衣=文●「キュレトリアル・スタディズ15:八木一夫の写真」展 清水穣=文●青柳龍太「我、発見せり。」(23)●特別寄稿 VRと国家 星野太=文●平山昌尚「つづく」50話(最終回)●プレイバック! 美術手帖 原田裕規=文●BOOK●月刊美術史●常備店リスト●バックナンバー案内●次号予告●

作品情報

ページ数
234ページ
出版社
美術出版社
提供開始日
2022/01/07
ジャンル
雑誌

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