モナ・リザ・ウイルス 上 電子書籍版
825円(税込)
作品内容
『ダ・ヴィンチ・コード』に連なる傑作!「よき『モナ・リザ』が悪しき『モナ・リザ』に永遠に取って代わられなければならない」(本文より)ドイツ・ミステリーの新機軸となる、傑作エンタテインメント登場!(上巻あらすじ)ボストンに住む神経美学者ヘレンは、ある日、見知らぬ男からの電話を取った。その男、パトリック・ワイズは、自分の父親が失踪し、それにヘレンの娘が関与している可能性があると言う。離れて住む娘が行方不明になっていると知り、ヘレンは手がかりを求めワルシャワにあるワイズ邸へ飛んだ。同じ頃、メキシコの高級リゾート・アカプルコでは、ミス・アメリカの候補者全員が行方不明になる事件が発生。FBI捜査官ミルナーが現地に向かう。さらに同じ頃、ブラジルや中国でミツバチが大量死し始める。原因は、ウイルスか? ミツバチがいなくなれば食糧供給は瞬く間に崩壊し、人類は飢餓に襲われる。ワイズの父親の部屋でヘレンが見たのは、壁に貼られた娘の写真と、モニター上の緑の数列と文字列――コンピューターウイルスだった。そのウイルスは「人類の生活の基盤を破壊する」と、パトリックは言った。世界各地で同時多発的に起きる一連の事件に、果たして関連はあるのか、ないのか。21世紀とルネサンス、ヨーロッパとアメリカ、時間と空間を往き来する、空前の「美」のミステリー!!
作品情報
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