聖地会議 VOL.29 鉄道むすめ「栗橋みなみ」と井上酒店の12年/若林福成 やまね酒造(株)代表取締役、栗橋みなみ実行委員会委員 電子書籍版
1100円(税込)
作品内容
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。埼玉県飯能市の醸造所で若林福成さんと対談をしました。若林さんが設立したばかりのやまね酒造です。 とはいえ、僕は地域で活躍する若き経営者として聖地会議の対談をお願いしたわけではありません。じつは若林さんと知り合ったのは随分前のこと。彼が高校生の頃でした。当時、埼玉県鷲宮町(現埼玉県久喜市)ではアニメ『らき☆すた』による聖地巡礼ブームで沸き返っていました。その渦中で若林さんと知り合ったのです。彼は高校生でしたが、地域活性化を考え鷲宮町商工会に出入りしていました。 ブームの渦中のなかで、若林福成さんは自分の町である埼玉県栗橋町(現埼玉県久喜市)のことを考えていました。どのようにキャラクターを使った地域おこしをすればいいのか。鷲宮町から学び取ろうとしていました。その成果は、栗橋町の井上酒店と「栗橋みなみ」の地域おこしに結びつきます。「栗橋みなみ」とは『鉄道むすめ』シリーズのキャラクターです。当然のことながら、『鉄道むすめ』には著作権があり、権利元が存在しています。株式会社トミーテックと東武鉄道株式会社です。キャラクターによる地域おこしは権利元の協力が欠かせません。画像の使用ひとつをとっても権利元の許可が必要であり、場合によっては画像を使用した際のデザイン監修が発生します。高校生の若林さんは井上酒店の店主である井上武利さんと企業間を奔走します。そのエピソードはひとつのドラマです。ぜひ対談本編でお楽しみください。柿崎俊道/聖地巡礼プロデューサー
作品情報
同シリーズ
作者の関連作品作者の作品一覧