芸者と遊び 日本的サロン文化の盛衰 電子書籍版
704円(税込)
作品内容
江戸の志士や明治の文豪たちを魅了した芸者。そもそも彼女たちは何者なのか。いつどのように誕生し、日本文化にどんな影響を与えてきたのか。芸と色といなせな会話。男と女の「粋」と「意気」――そこには、日本固有のサロン文化と、今や失われつつある日本の美の本質があった。花柳界の栄枯盛衰、名妓や遊び等の具体的なエピソードを辿りつつ、芸者の文化と歴史から、日本独特の「人間関係の洗練」を浮き彫りにする傑作。はしがき 「芸者の時代」序 芸者とはそもそも何者か第一部 江戸の芸者とその歴史踊り子から芸者へ深川芸者の発生と実像色を売ること売らないこと幕末の芸者たち第二部 明治の芸者 その栄華と終焉祗園と柳橋雑魚寝のこと名妓たち水揚げのこと芸者遊びとは何か日本的サロン文化エピローグ「のんびり」の世界あとがきに代えて 芸者のかたち文庫版あとがき
作品情報
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