田中角栄と河井継之助、山本五十六―怨念の系譜 電子書籍版
1210円(税込)
作品内容
今こそ世に問う!角栄を最もよく知る著者、最後の書き下ろし。待望の復刊!(『怨念の系譜』を改題)「英雄たちの復権なくして、日本の繁栄はなし」新政府軍に敗れた長岡藩・河井継之助の無念が、その後、同じ土地に生まれた五十六、角栄の更なる悲劇につながった!明治維新から現在まで、日本そして世界を呪縛する“怨念の構造”を壮大なスケールで描いた感動の大作。ロッキード事件の真実が初めて語られる……。解説:半藤一利。新潟が生んだ三人の偉才、河井継之助、山本五十六、田中角栄。彼らに共通するのは、リーダーとしての先見性、決断力と実行力、世界を意識した国家戦略など優れた資質を持っていたことだ。そしていずれもが「独立」と「富国」を志すが、歴史の大波に翻弄され、劇的な生涯を閉じている。時代の転換期に現れた英雄たちの足跡を徹底検証し、その底流にある「怨念の構造」を明らかにしていくノンフィクション。ロッキード事件の真実が初めて語られる……。〈著者の言葉〉山本五十六と同様、巨大な風車に立ち向かった角栄は、力及ばずなぎ倒された。後継者は見当たらない。
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