勇者に期待した僕がバカでした 電子書籍版

  • 勇者に期待した僕がバカでした 電子書籍版
  • 649円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    正直、勇者より魔王軍の方が大変そうだよね。「一体こいつはどうやって冒険をしようというのか! もう勘弁ならんぞ!」「落ち着いて。僕たちが根気よく勇者を育てていくしかないんじゃない?」30年ぶりに現れた勇者を前にして、魔王軍は大混乱。そいつは伝説の武器を前に平然とこん棒を選択するような、ただのバカ。次々と奇跡的な愚行を繰り返すダメ勇者。そんな勇者を目の前に、魔王軍は絶望の淵に立っていたのだ。モンスターは勇者に倒される事で、より優秀なモンスターへと転生する。彼らは勇者を育成し、旅を盛り上げ最後に倒されることを夢見て過ごす。それが彼らの仕事であり、人間との間に結ばれた秘密裏の決め事なのだ。――たとえ勇者がどんなにバカであったとしても。だから、魔王軍だって楽じゃない。選んだ勇者のバカさ加減を棚にあげ「コレじゃ勇者が育たないよ! 職務怠慢じゃないの?」とクレームをくれる人間サイドのお偉いさん。天才的なダメっぷりで、どれだけイージーな状況も覆すミラクル勇者。きわめつけに、新入りモンスターのうっかりミス。それでも文句は言ってられない。嗚呼、仕事ってなんだろう……。第10回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞受賞のファンタジー社畜コメディ!!※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

作品情報

出版社
小学館
提供開始日
2016/06/24
ジャンル
ライトノベル
連載誌/レーベル
ガガガ文庫

同シリーズ

作者の関連作品作者の作品一覧