「私」をめぐる対話。参加者 荘子、デカルト、ライプニッツ、ソクラテス、カント、ホワイトヘッド。 電子書籍版
328円(税込)
作品内容
さっと読めるミニ書籍です(文章量14,000文字以上 15,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の28ページ程度)【書籍説明】古今東西の哲学者が集う空想世界へ、ようこそいらっしゃいました。空想小説とも小論文ともつかないこの小さな物語では、空想力を駆使して古今の哲学者たちの意見を再構成し、議論させています。哲学といっても難しいことは少しも書いてありません。この世界は私たちになじみ深いものを中心につくられているので、カントが散歩するいっぽうで老子がスマホ歩きしています。肩肘張らず、軽い気持ちでお楽しみください。そして真面目な研究者の方は、どうか怒らず生温かい目で見守ってくださいませ。(笑)「私は誰なのか?」この当たり前の疑問が今回のテーマです。自分が、他者が、世界が存在しているとはどういうことなのか。その問いは昔から哲学者を悩ませてきました。当たり前のことすぎて、かえってうまい理屈がみつからなかったのかもしれません。簡単なことほど説明するのは難しい、ということわざ通りです。以下では、「私」という謎に相対した哲学者たちをご紹介していきます。蝶と人間とのあいまいな境界線をひらひらと飛び回る荘子。「われ思う、ゆえにわれあり」の言葉で自分を世界につなぎ留めたデカルト。何も知らないという自覚から「私」を考え始めたソクラテス……。彼らは一体どんな結論を出したでしょうか。どうぞ最後までお付き合いください。【目次】登場人物紹介荘子とデカルト・ゆらぐ「私」の存在荘子とライプニッツ・一人しかいない… 以上まえがきより抜粋
作品情報
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