30代はキャリアの転機 電子書籍版
1408円(税込)
作品内容
――人はイメージしたところまではいける本書は、早稲田大学卒業後、NECに入社、MIT留学を経て、マッキンゼー、アップルと複数の会社を渡り歩き、慶応大学SFC准教授、現在同大学理工学研究科特任教授としてキャリアやリーダーシップをわかりやすい語り口で多くの若者に影響を与え続けている著者の、処女作だ。「力が発揮できない環境なら辞めてしまえ」「よい条件で転職するより、転職先で成功すること」「ビジネススクールに行くことは、“成り上がりエリート”になるために最も手っ取り早い手段だ」と歯切れよいキャリアアドバイスが盛りだくさんで痛快だ。1000人以上と面接してきた人事担当者としての面接ポイントとして、「面接は顔が命だ」「品性や品格もしぐさや言葉の端々に見える」などと鋭く指摘する。一方で、著者は自ら「ぐうたら人間であった」という告白も興味深い。MBA受験時にはGMATの点数が圧倒的に足りなかったが何とかMITに合格した話、落第寸前でMIT総長から退学の警告状が届いたがそこから挽回していった話など、包み隠さない失敗談からはなぜか勇気がもらえる。「人間は自分が描いた以上の人間にはなれない」「まずは生活レベルを上げて、それから必死に頑張る」など、無謀と思える目標を設定しイメージを強く持ちひたすら頑張る著者の経験は、挑戦がとにかく問われる30代の大きなヒントになる!※本書はダイヤモンド社より刊行された単行本『29歳はキャリアの転機』に、新たに「はじめに」と最低限の注釈を加えたもの。(留学や就職事情は変わっていますが)現在でも読む価値がある本だと感じました(編集部吉田)
作品情報
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