ゴルフ場に自然はあるか? 電子書籍版
594円(税込)
作品内容
自然破壊の象徴のように語られがちなゴルフ場。その開発の歴史から現在の場内の自然、そして農薬問題について語り尽くした書。現在、ゴルフ場は全国に2300以上ある。そこには、意外や絶滅危惧種を始めとする多くの動植物が生息していた。しかも開発を通して森林面積が増えている実態が浮かび上がる。その姿は現代の里山そのもの。だが一方でゴルフ自体の衰退もあり、閉鎖するコースも増えてきた。将来、ゴルフ場の自然はどうなるのか?改めて自然を保全する意味と方法を考える。【こんな人におすすめ】ゴルフが好きな人。ゴルフ場は自然破壊だと思っている人。里山の保全が必要だと思っている人。【著者プロフィール】1959年大阪生まれ。静岡大学農学部出身。出版社、新聞社等を経て、森林ジャーナリストに。森林、林業、山村のほか、里山や地域づくりをテーマに、科学面と社会面の両方から取り組んでいる。主な著書に『森林異変』、『森と日本人の1500年』(平凡社新書)、『いま里山が必要な理由』『森と近代日本を動かした男 山林王・土倉庄三郎の生涯』(洋泉社)、『森を歩く 森林セラピーへのいざない』(角川SSC新書)、『割り箸はもったいない?』(ちくま新書)ほか多数。
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧