AXIS 2023年12月号 電子書籍版
1100円(税込)
作品内容
今号では、こどもを取り巻くデザインの最新事情をお伝えします。 ボロボロになるまで読んだ絵本、日が暮れるまで遊んだ公園の遊具、初めて通った学校の校舎など、いわゆる「子どものためのデザイン」は、今でも私たちの記憶に深く刻まれています。同時にデザインは、子ども自身から多くを学び、たくさんの刺激をもらってきました。多くのイノベーションが「子どものような発想」から生まれているのは、その証左かもしれません。そんな相思相愛とも言える子どもとデザインの関係は、2023年の現在、どう変わったのでしょうか? あるいはどう変わらないのでしょうか? 本特集では、子どもを取り巻くモノ・コト・バ、すなわち「こどもの時間」に与えるデザインの可能性を探ります。 ●連載:close-up ホテル・イル・パラッツォ●特集:こどもの時間 2023●特集1:リサーチから開発まで新しい遊び場を生むジャクエツの遊具デザイン●特集2:今、子どもに届けたい絵本●特集3:幼児教育の最前線を訪ねて しぜんの国保育園(町田市)、おへそ保育園(佐賀市)、風の谷幼稚園(川崎市)●特集4:東京大学 先端科学技術研究センターシニアリサーチフェロー 中邑賢龍インタビュー 子ども教育とはデザインである●特集5:子どもと福祉が共存する建築 金野千恵の「カミヤト凸凹保育園」、「春日台センターセンター」●特集6:子どもたちのいる風景 ジェネレーション・アルファのための博物館、ユーカリの巨木を抱く丸窓の幼稚園、環境への責任と可能性を学ぶ、歴史ある建築塾●特集7:世界中の親子を魅了するデジタルな探索とトイの秘密●特集8:デジタルネイティブな子どもたちの「味方」に●特集9:UDデジタル教科書体が拓く子どもの学びの可能性●連載:LEADERS 林口砂里(文化・地域振興プロデューサー)●連載:Sci Tech File ネイチャーポジティブ実現へ 環境DNAが社会と自然をつなぐ●連載:田川欣哉のBTCトークジャム ゲスト:堤大介、ロバート・コンドウ(トンコハウス)●INSIGHT:建築家、高松 伸の大阪・関西万博パビリオン「サステナブル・メビウス」●INSIGHT:JAL、カリモク家具、デザイナー・建築家3者が表明したアップサイクルの「本当の価値」●INSIGHT:羊がマテリアルになるとき フォルマファンタズマのオルトレ・テラとカンビオ●連載:TAKT PROJECTの東北考 見えない「コト」をつなぐ「モノ」●連載:& design テック(深津貴之)、インテリア(土田貴宏)、フード(君島佐和子)、ブック(宮後優子)●連載:クリエイターズNAVI スティーヴン・ヤン、滝沢直己、竹下早紀、ユ・ソラ、野見山桜●バックナンバー●編集後記
作品情報
同シリーズ
作者の関連作品作者の作品一覧