金融世界大戦 第三次大戦はすでに始まっている 電子書籍版

  • 金融世界大戦 第三次大戦はすでに始まっている 電子書籍版
  • この作品は完結しています。(全1巻)

    1799円(税込)

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    作品内容

    第三次世界大戦がすでに始まっている!? そもそも世界大戦とは世界覇権を賭けた戦争だ。第一次世界大戦は英国覇権に対して独墺が、第二次世界大戦は英米覇権に対して独(日伊)が挑んだ。今回の大戦は兵器を使った従来の軍事戦争ではなく、ドルと金融システムによる覇権を米国が守るか失うか、中露やEUが覇権を分割するかどうかの金融戦争である。史上最高値を更新するNY株式市場や債権市場は、一見米国の独り勝ちを思わせるが実際は違う。その実態はリーマン危機に始まる金融システムの崩壊を、QEによって辛くも凌いできた結果のバブル経済にすぎない。現在、この米国・ドル覇権を見限る動きが世界各国で始まっている。そしてそれを決定づけたのが、OPECによる原油減産見送りだった…。水面下で火蓋を切った金融世界大戦の主役は? その勝敗は? リーマン危機を超える金融のシステム崩壊とは? 大戦後の世界はどうなるか? そして、米国のQEに替わるべく追加金融緩和をしたアベノミクス日本の運命は? 国際政治ジャーナリスト田中宇が世界情勢の真相を分析する話題作! 【目次】第1章 ドル崩壊が近い! ●アメリカ 虚像の好景気 ●ドル崩壊の兆候 第2章 覇権の世界史と「多極化」 ●世界の根幹にある覇権の変動 ●覇権の起源:パックス・ブリタニカ ●「多極化」で読み解く政治史:1914~ 第3章 米国金融覇権の時代 ●レバレッジ型金融革命 ●金融覇権の仕組み 第4章 第三次世界大戦はすでに始まっている ●「世界大戦」とは覇権をめぐる戦い ●中国と手を組みロシア ●BRICの覇権戦略 ●対米従属に固執する日本 ●金融世界大戦の新局面

作品情報

出版社
朝日新聞出版
提供開始日
2015/05/15
ジャンル
ビジネス・実用

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