戦争の引鉄 電子書籍版
733円(税込)
小説・文芸趣味・実用 教養・カルチャー小説・文芸 歴史小説・文芸 戦争新人物文庫KADOKAWAKADOKAWA / 書籍2017夏のビジネス・実用書フェア夏のビジネス実用書フェア秋の雑学&教養本フェアビジネス実用書フェアゴールデン(文芸・実用)作品内容
昭和に入って、中国革命の発展は日本を揺り動かした。日本は中国革命に敵対し、戦いをいどむにいたった。……中国に対する干渉と侵略がついに世界戦争に拡大、国を亡ぼすにいたったのである。(本文より)軍靴の音がしだいに高まる昭和戦前は、暗黒の時代といわれ、幾多の暗殺やテロ、クーデターが続出する。注目すべきは、それらのほとんどが、中国問題が真の背景にあったことである。陸軍が、外では中国侵略、内では独裁政権を目的として、つぎつぎに“事変”をひきおこした。その大きな背景となったのが昭和2年に開催された「東方会議」だった―。戦争は、実は昭和2年にはじまっていたのである……。
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