中世王朝物語全集〈16〉松陰中納言 電子書籍版
5280円(税込)
作品内容
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。松陰中納言(まつかげちゅうなごん)阿部好臣[校訂・訳注]松陰中納言は、帝から愛妾藤の内侍を下賜されるが、横恋慕する山の井中納言の讒言によって、隠岐に流される。須磨に籠った松陰の子息中将は、山の井の子息少将の助けを得て、継母の姦計を逃れた山の井の味の姫君と結ばれる。東宮の活躍もあって、やがて山の井一味の悪事はあらわになり、松陰一門は栄えて行く。こうした松陰家の物語を軸にしながら、流離、継子いじめ、生霊、入水、山の井一味の出家など、複数の軸が、モザイク状に配されながら、大団円に向けて調和して行く。
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