都市空間のなかの文学 電子書籍版

  • 都市空間のなかの文学 電子書籍版
  • 1705円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    二葉亭四迷「浮き雲」と言えば「近代的自我の発見を告知した作品」というのが常識だったときに著者が用いた方法は、二階の下宿(主人公内海文三は二階に下宿している)という住まいの空間を解読する事で作品を逆照射するというもの。実体としてとらえられてきた人間の自我を空間とことばの網の目によって決定されている関係性としてとらえ、ベンヤミン、バルトからフーコーまで現象学や記号論の成果を縦横に駆使して日本近代文学の流れを都市のコンテクストに即してたどる壮大な試み。

作品情報

出版社
筑摩書房
提供開始日
2014/12/19
ジャンル
文芸
連載誌/レーベル
ちくま学芸文庫

作者の関連作品作者の作品一覧

この作品が好きな方はこちらもおすすめ