心が疲れたらお粥を食べなさい 豊かに食べ、丁寧に生きる禅の教え 電子書籍版
1144円(税込)
作品内容
永平寺のお坊さんはなぜ、毎朝お粥を食べるのか?それは素朴なお粥が“身体”を整え、“私の在り方”を教えてくれるから。永平寺では毎朝365日、同じお粥を食べます。その理由は、毎朝、変化がないお粥から、“私”と“お粥”の関係を毎日見つめることができ、“身体”と“在り方”が細やかに見えてくるから。そして、お粥のありがたい力によって生かしていただき、身体を整え、その生命の上で仏道修行に励むことを願っているから――。修行僧ではない私たちも、毎朝のお粥で、心を整え、一日を気持ちよくスタートさせることができます。豊かに食べ、丁寧に生きる“お粥の教え”を本書からどうぞ学んでください。第1章食べる・お粥、それは永平寺の基本・お粥の10の良いこと・食べるとき箸の重さに気づいていますか?……第2章作る・料理のできなかった禅僧が永平寺で上達する理由・精進料理は縛りがあるからおもしろい・食材に上下をつけない……第3章片付ける・食べ終わりにはお茶で食器を洗う……第4章生きる・自分とはなんでも食べる傲慢な存在・食を通じて己の欲望に気づく・戸棚をきちんと閉めていますか?……
作品情報
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