戦場の軍法会議 日本兵はなぜ処刑されたのか 電子書籍版
1672円(税込)
作品内容
“堪忍してくれってことでやったんです”――戦場の法務官、43年後の独白罪を犯した兵士を裁くために設けられた旧日本軍の「軍法会議」。太平洋戦争末期、ここで大量の兵士が「不当」に処刑された。戦地で、何が起こっていたのか。これまで秘密のヴェールに包まれていたその実態が、元「法務官」が生前に残した証言テープ、新資料等から明らかになった。未公開資料と遺族・軍関係者への徹底取材から、軍法会議の詳細と法務官・遺族たちの戦後を描き出した力作。■目次第1章資料発見の衝撃第2章二人の法務官第3章法務官・馬塲東作が見た戦場第4章終わらない遺族の苦しみ第5章法務官たちの戦後解説軍法会議にみる戦争と法
作品情報
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