海賊と資本主義 国家の周縁から絶えず世界を刷新してきたものたち 電子書籍版
1760円(税込)
作品内容
海賊集団が登場するのは、いつも激動の時代である。彼らは領域を規格化しようとする国家権力に対し、真っ向から対抗する価値観を掲げ、資本主義の影響力がもっとも薄い辺鄙な場所、いわばグレーゾーンを狙って出没する。海賊ははたして本当に悪い存在なのか?それとも映画や小説で描かれるようなロマンチックな存在なのか?時に国家と結びついて互いに利用しつつ、情勢によっては突き放されてきた海賊の歴史をたどりながら、海賊活動と組織から、資本主義(とその行き詰まり)を俯瞰する。
作品情報
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