貨幣という謎 金(きん)と日銀券とビットコイン 電子書籍版
616円(税込)
作品内容
人間の幻想と欲望が、貨幣を生み出し消滅させる金と一万円札と電子マネーは、どこがどう違うのか?続々と登場する「仮想通貨」は国家通貨を脅かすのか?バブルやハイパーインフレはお金につきまとう必然なのか?ハイエク、ケインズなどの論を踏まえつつ、貨幣が持つ不思議な原理と振る舞い、市場や国家との関係、貨幣と資本主義の未来までを徹底的に論じる。圧倒的な貨幣論!序章貨幣という謎―貨幣がわかれば経済がわかる第1章お金は「もの」なのか「こと」なのか―貨幣と市場を再考する第2章「観念の自己実現」としての貨幣―日銀券とビットコインは何が違うのか第3章貨幣につきまとう病―バブルとお金の関係第4章なぜ資本主義は不安定になるのか―ハイパーインフレと投機を考える終章資本主義の危機と貨幣の「質」―どのお金が選ばれ、生き残るのか
作品情報
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