超怖・ホラー小説集 電子書籍版
275円(税込)
作品内容
超怖・ホラー小説集【著者】葛西竜哉/聖ゆうな/鈴井しのぶ/月光超人気ケータイサイトの賞レースで入賞した、超怖・小説を一挙に4作品収録!あなたの日常のすぐ傍に、狂気は潜んでいるものです……<こんな人におすすめ>●暑い日を涼しく過ごしたい方●何かをやり残した気がする方●退屈な毎日に刺激がほしい方【収録作品】(1)呪信メール(2)鬼の手(3)動画(4)人媒花―JINBAIKA―超怖・小説のあらすじをご紹介(1)呪信メール【本文より】「見ぃ~つけた」とつぜん後ろで声がしたので、加藤はまだ書き込んでいる途中でエンターキーを押した。振り返ると長い黒髪の女が立っている。冷たい瞳が加藤を見つめていた。「ひぃいいいいいいいいいいいいい」(2)鬼の手【本文より】朝。真優は自分が体験した出来事を、姉の優衣に話した。「ふうん。それって霊道だよね」「れいどう?」「そう。アンタの部屋、霊の通り道になってるんだよ」「えー、やだ。お姉ちゃん、部屋交換しようよ」「やだ。洋室がいいって言ったの、アンタじゃん」「じゃ、今夜からお姉ちゃんの部屋で寝せてよー」「いいよ。だけど、私の部屋にも出るよ」「………………」(3)動画【本文より】今度は、ただのたわいものない退屈な風景を辛抱強く見続ける。そして、もうすぐ終了。その間際、「うっ!?」突然、水の中から手首が現れる。それはまるで、こちらに向かって手招きをしていた。『……ここ……に……いる……よ……』(4)人媒花―JINBAIKA―【本文より】でも、夜が来れば俺は、あの甘い濃香に逆らえず彼女を抱く。熱に浮されたように、取り憑かれたように、果実を貪るのだ。さすがに、恐怖心が芽生えた。もしかすると、俺が彼女を犯しているのではなく、俺の方が犯されているのでは……?そんな馬鹿馬鹿しい想像まで浮かんだ。恐怖心と性欲は、どちらも抑制しがたいもの。相反するものでありなら、俺の中に同時に存在するそれら……。この言葉にできない今の感情に一番近いのは、『中毒』かもしれない。この続きは本編でお楽しみください
作品情報
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