ワイン王国 2015年3月号 電子書籍版
1630円(税込)
作品内容
ワイン王国の読者はワインが好きでたまらない人たちです ●【特集】シャトーの個性を識る ボルドー 格付けシャトー61●1855年、ナポレオン3世の要請により制定された、格付けシャトー61。160年の間、格付けが見直されたのは唯一、2級から1級に格上げされた「シャトー・ムートン・ロートシルト」のみ。不変の格付けであるボルドー・メドック格付けシャトー61は、揺るぎなきグラン・ヴァンです。今回、石田 博氏、大越基裕氏、田辺由美さん、信国武洋氏、松木リエさんの5人をテイスターに迎え、61シャトーを一斉にテイスティングしました。ィンテージは、グレートヴィンテージといわれる2010年、そして今、最も市場に出回っている2011年。2010年と2011年、両ヴィンテージがそろったものは、垂直で2ヴィンテージの比較を行いました。5人のテイスターが読み解く、格付けシャトーのスタイルとは? ボルドーの素晴らしさとは?●【現地取材】ボルドー再発見●ネゴシアン(ワイン商)と聞くと、単なる貿易商としてのイメージがあるかもしれない。しかし、格付けシャトーを所有していたり、日常的に楽しめる「ブランドワイン」を世に送り出すなど、そのビジネススタイルはさまざまです。そんなネゴシアンの成り立ちと役割を再認識するべくフランス・ボルドー地方を訪問しました。ボルドー地方を代表する大手ネゴシアンが所有するシャトーのワイン、またオリジナルのブランドワインを紹介します。●【現地取材】懐にも和食にもやさしいシャブリ●プルミエ・クリュを極める●ピュアな酸味とミネラル感が魅力のシャブリは和食によく合います。今回はシャブリの中でも「プルミエ・クリュ」の畑にテーマを絞って、ワインジャーナリストの山本昭彦氏が現地取材をしました。生産者と一緒に斜面の多い畑を見て回り、その畑の特徴を詳細に解説。また造り手の品質への熱い情熱が、多彩な味わいのシャブリを生むことを紹介しています。「シャブリ・プルミエ・クリュ」を極める指針となる渾身のリポートです。●【現地取材】カリフォルニア ピノ・ノワール最前線●アメリカ合衆国の西海岸に位置するカリフォルニア州。そのカリフォルニアで、今一番注目を浴びているのがピノ・ノワールです。冷涼な産地の生産者がしのぎを削り、品質が向上。そこで、収穫にわく2014年秋、“カリ・ピノ”の最前線を訪ねました。●【現地取材】ニュージーランド ●自然豊かなワイン・アイランド●大自然、青空、海。豊かな自然に守られたニュージーランド。この地で生まれるワインは伸び伸びとして健康的です。2014年11月、28回目の開催となった「ニュージーランド航空 ワイン・アワード・ニュージーランド」授賞の様子と、上位入賞を果たしたワイナリー訪問取材などを掲載。さまざまなアクティビティーとともにニュージーランドの魅力をたっぷりと紹介します。●Aperitif 1 「シャンパーニュは暮らしのアクセント」春香●Aperitif 2 「酒とバラの日々」廣瀬禎彦●Aperitif 3 「ラグビーもブドウも厳しさに耐えてこそ」大野 均●Aperitif 4 「ワインと建築の共通点」竹山 聖●5ツ星探求 ブラインド・テイスティング 1000円台で見つけた世界のカベルネ・ソーヴィニヨン33本●太田賢一/情野博之/永瀬喜洋/信国武洋●好今回のテーマは「1000円台で見つけた世界のカベルネ・ソーヴィニヨン」。産地の違いはもちろんのこと、造り手の個性や醸造技術によって、さまざまなキャラクターを持つカベルネ・ソーヴィニヨンを集め、4人のテイスターがブラインド・テイスティングしました。ワイン通も十分満足できるもの、初心者にも飲みやすいものなど、カベルネらしさを表現している33本を選びました。●第34回 旬感レストランへの招待「トゥールダルジャン」●1582年、パリに創業した「トゥールダルジャン」は、宮廷料理の系譜”を象徴するレストランとして世界のフランス料理を牽引してきました。1984年には世界唯一の支店として「トゥールダルジャン 東京店」がオープンし、2013年春には総料理長としてルノー・オージェ氏を招聘。典雅なスタイルを守りつつも、若返った印象を与えました。2014年に30周年を迎えたトゥールダルジャン 東京店。オージェ氏とシェフソムリエの谷宣英氏に、これから目指すものとは何かを聞きました。●ロゼワインでヘルシー&ビューティーライフ!●食のライト化、ヘルシー志向、和食ブーム。食事で健康的な生活を意識する人が激増する近年、選ばれるワインの幅も広がり、ロゼワインが世界的に注目されています。産地、品種、造り手の個性はさまざま、家庭料理にもレストランの料理にも幅広く寄り添う万能力を持つロゼワイン。その魅力を、ヘルシーライフを実践する食の研究家・沢樹舞さんと、ソムリエールの福村真弓さんが紹介します。●最終回 和食とワインでお・も・て・な・し●「素材のだし」が効いた料理と「旨味ワイン」の相性を探る●世界無形文化遺産に登録され、注目を浴びている「和食」。「和食とワイン」は、今や日常の光景になりつつあります。『ワイン王国』では、和食の基本の観点から、ワインとの相性を考える連載をスタートし、これまで「だし」「薬味」「たれ」「発酵食品」「乾物」で和食の相性を検証してきました。最終回は、「素材のだし」と「旨味ワイン」の相性がテーマです。●第6回 和の芸術「伝統料理」新たなる発見「おでん」●寒い日にはたくさんの具材が入ったお鍋を囲みたいもの。アツアツの「おでん」はまさに冬の定番料理です。素材に染み込んだだしを食べるというのがおでんの醍醐味の一つ。今回はだしに焦点を当て、おでんに合うワインを検証しました。泡、白、赤、それぞれ実際にテイスティングをして導かれた“おでんワイン”の方程式とは。●第18回 TOKYOワインバル・クルージング●「ワインとスイーツが楽しめるお店」●スイーツを食べながらワインも飲みたい!そんな声に応えるべく、今回のTOKYOバル・クルージングのテーマはちょっと趣向を変えて「ワイン&スイーツ」。和菓子、チョコレート、パンケーキなどさまざまな種類のスイーツと、店主がそれに合わせて選んだワインも楽しめるお店を紹介します。ワイン好き、甘いものに目がない方に、ぜひ読んでほしい特集です●第25回 イタリア醸造家列伝「トニーノ・グッツォ」 宮嶋 勲●新連載 北海道余市 ワイン便り「フランスから余市へ」平川敦雄●Twinkle Line●FACES●WK Library●ワイン王国お勧めショップ
作品情報
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