文は一行目から書かなくていい 電子書籍版
1100円(税込)
作品内容
電子メディア隆盛のいま、何をテーマに、どうのように書くか。芥川賞作家・藤原智美が、プロとして身につけたテクニック。そのすべてを伝えます。いま、何をテーマに、どのように書けば、人の心を動かす文章になるのか。小説からネットの文章まで、ノンフィクション作家でもある著者がテクニックを紹介。同時に、本書は電子メディア時代における「書く」ことの意味を考察したノンフィクションでもある。伝わる文章を書くことだけでなく、書くという行為そのものについて、思いを巡らすための一冊。──文章の本質は「ウソ」です。ウソという表現にびっくりした人は、それを演出という言葉に置きかえてみてください。いずれにしてもすべての文章は、それが文章の形になった瞬間に何らかの創作が含まれます。良い悪いではありません。好むと好まざるとにかかわらず、文章を書くという行為は、そうした性質をもっています。(本文より)
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