「日常」の回復:江戸儒学の「仁」の思想に学ぶ 電子書籍版
660円(税込)
作品内容
壊滅した街の瓦礫の中で、人びとは前日までと同じように分けあい助けあった。非常時にも日常の倫理を喪わない日本人の心性の源泉を、近世の儒学思想に求め、明日への生き方を確かめる。全国学校図書館協議会選定図書はじめになぜ「日常」が問題なのか1大震災がつきけた問題2「日常」を問題にするということ第1章日本集団主義論――「世間」「空気」「間人」「甘え」「恥の文化」1集団主義の主張2日本集団主義論の虚実第2章江戸時代の歴史意識――連続する現状と個人の生1現代の歴史意識と江戸時代2『資治通鑑綱目』の影響3王朝交替の問題4皇統論5「勢」6現実の連続第3章江戸時代の社会意識――家職の世界と全体への献身1日本の家2全体への志向3分業主義4日本の公と私5忠孝一致論第4章伊藤仁斎の達成――日本的日常の思想としての「仁」1他者の視線2同志会3「仁」という軸4徳の涵養第5章仁斎思想の性格――戴震、荻生徂徠との比較から1仁斎と戴震の類似点2戴震と仁斎の差異3戴震における想像力4自己完成の問題5関係性の思想6仁斎と徂徠おわりに「ならぬもの」のありか――日常の中の不変なるものあとがき注
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