Wedge 2026年6月号 電子書籍版
700円(税込)
作品内容
【特集】国際秩序、瓦解の危機 日本主導で平和の再構築を 【特集】国際秩序、瓦解の危機 日本主導で平和の再構築を フォトジャーナリスト・佐々木康氏は4月下旬、取材で知り合ったウクライナの兵士に「平和とは何か」を尋ねたところ、こう返されたという。 「戦争の間の一時的な休息だ」 さらに、兵士はこう語った。 「私たちの本性は、人間が絶えず平和に暮らすことを許さなかった。戦争は繰り返し起こる。私たちの世代は、第二次世界大戦後の長い(あるいは短い)平和な時代を生きることができて幸せだった。今、その時代は終わりを迎えようとしている」 誰しも、この言葉を信じたくはない。だが、この世界から戦争をなくすことがいかに困難であるかも分かっている。そうした〝大いなる矛盾〟の中で、私たちは現下の情勢をどう受け止め、どう考えるべきなのか。そして、日本(日本人)は何ができるのか──。 国際情勢の行方や新たな秩序の風景は誰にもわからない。それでもあきらめることなく希望を持ち続け、日本主導で平和の再構築に向けてどのような道を描けるのか、読者の皆様とともに考えたい。 ●CONTENTS●世界のコミュニティを読む(山崎亮)●あの熱狂の果てに(與那覇潤)●WEDGE_OPINION 歯止めのきかない米国に日本と欧州はどう対応すべきか(鶴岡路人 慶應義塾大学総合政策学部教授)●WEDGE_SPECIAL_REPORT 特集/国際秩序、瓦解の危機 日本主導で平和の再構築を●Part 1 世界が「平和」から遠ざかる今 日本が果たすべき真の役割(東浩紀 批評家・作家、ゲンロン創業者)●Part 2 カギは「開かれた依存関係」 争わない社会に必要な視点(佐藤仁 東京大学東洋文化研究所長、教授)●Part 3 国際協調と法の支配を追求 安達峰一郎から学べること(三牧聖子 同志社大学大学院教授)●Column 国際社会からも高く評価された安達峰一郎の生涯(編集部)●Interview-1 ドイツ人と潜伏ユダヤ人 人間同士の連帯で守られた「正義」(岡典子 筑波大学人間系教授)●Interview-2 平和と安全保障に足りないこと 女性も主体で捉える時(目黒依子 上智大学名誉教授)●Part 4 「覇権挑戦期」に突入した世界 日本人が持つべきリアリズム(簑原俊洋 神戸大学大学院法学研究科教授、インド太平洋問題研究所理事長)●偉人の愛した一室(羽鳥好之)●胃袋を満たしたひとびと(湯澤規子)●WEDGE_OPINION 2024年問題の先にある危機 「昭和型」物流の抜本見直しを(矢野裕児 流通経済大学流通情報学部教授)●WEDGE_OPINION 「黄昏」を迎えるトランプ イラン戦争、米中の行方(石井順也 国際情勢・地政学ビジネスアナリスト、Sakana AI防衛・インテリジェンス担当)●日本病にもがく中国(富坂聰)●WEDGE_REPORT 日本の農業と相似形のハワイ 人的・技術交流で関係強化を(福田浩一 日本農業サポート研究所代表取締役)●各駅短歌(穂村弘)●MANGAの道は世界に通ず(保手濱彰人)●30分の旅(柳瀬博一)●つくりびととの談い(山田清機)●拝啓オヤジ(相米周二)●時代をひらく新刊ガイド(稲泉連)●一冊一会●モノ語り。(水代優)●読者から/ウェッジから●最終ページ
作品情報
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