Wedge 2025年10月号 電子書籍版

  • Wedge 2025年10月号 電子書籍版
  • 700円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    特集/コメと日本人 【特集】コメと日本人 「令和の米騒動」─。米価高騰、コメ不足の原因は複数あるが、ここまで騒ぎが大きくなった背景には、稲作に対する、長年の国民の無関心もあるのではないか。稲作の未来を経済的に考えれば、スマート化、大規模化一択なのだろう。しかし、それによって地域の担い手や環境保全は誰が行ってゆくのかの議論は乏しい。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、米価が下がれば関心をなくすのではなく、日本の稲作の未来をどうするのか、時間をかけて考え、耕していく必要がある。 ●目次●あの熱狂の果てに(與那覇 潤) 人類に地震予知はできるのか? 科学に求められる成熟●大都市の住宅価格高騰 外国人投資家だけが悪者なのか?(中川雅之 日本大学経済学部教授)●増え続けるクマの人身被害 変わるべきは「人間社会」(横山真弓 兵庫県立大学教授)●特集/コメと日本人●Part 1 バーゲニングパワー重視は危うい 今こそ食料政策の転換を(藤原辰史 京都大学人文科学研究所教授)●Part 2 やがて訪れる「田んぼ余り」 農業観、国土観を見直す時(小川真如 宇都宮大学農学部助教)●Part 3 「安易な正解」なんてない! 土から考える稲作の未来(藤井一至 福島国際研究教育機構 土壌ホメオスタシス研究ユニットリーダー)/OKOME TRIVIA 夏目漱石の「謙虚さ」と平成、令和の米騒動(編集部)●Part 4 10年後の稲作はどうなる? 現場が語る“静かな危機”(中西 享 ジャーナリスト)●Part 5 秘策は「為政者と市場」の対話 米価と格闘した江戸幕府(髙槻泰郎 神戸大学経済経営研究所准教授)●Part 6 「生産」・「販売」・「利用」 3者から見える日本のコメの現在地(渡邉義文 渡辺商店代表×實取義洋 實取耕房代表×水代 優good mornings社代表)●Part 7 高級炊飯器「戦国時代」 勝負の分かれ目は何か?(多賀一晃 生活家電.com主宰)●Part 8 戦後80年と「令和の米騒動」 問われる農業と国家のあり方(暉峻淑子 埼玉大学名誉教授)●胃袋を満たしたひとびと(湯澤規子) 浜口ミホ[建築家]●狙われ続ける海底ケーブル 日本主導で新たな国際規範を(土屋大洋 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授)●偉人の愛した一室(羽鳥好之) 伊藤忠兵衛〈初代〉「伊藤忠兵衛記念館」[滋賀県犬上郡豊郷町]●国交130周年を迎える日伯関係 関係強化に欠かせないこと/[現地進出時の視点]古い「ブラジル観」を刷新し技術と信用で商機をつかめ(竹下幸治郎 拓殖大学国際学部国際学科教授)●[受け入れ側の視点]外国人政策をリセットし「日本社会の再生」を図れ(編集部)●【新連載】30分の旅(柳瀬博一) 都会の中の「自然」を見つける旅に出よう●つくりびととの談い(山田清機) 手を動かすことで得られる知識 トライ&エラーの面白さ[浜野製作所]●日本病にもがく中国(富坂聰) ロボット開発の大競争時代 中国の技術を正視できるか●各駅短歌(穂村弘)●MANGAの道は世界に通ず(保手濱彰人) 世の中から「悪いこと」がなくならないのはなぜか?●時代をひらく新刊ガイド(稲泉連) 『一九八四+四〇 ウイグル潜行』西谷 格●一冊一会●拝啓オヤジ(相米周二)●モノ語り。(水代優) 世界から求められる切れ味[越前・龍泉刃物]● 読者から/ウェッジから●表4

作品情報

ページ数
88ページ
出版社
ウェッジ
提供開始日
2025/09/20
ジャンル
雑誌

同シリーズ

作者の関連作品作者の作品一覧

この作品が好きな方はこちらもおすすめ