Wedge 2025年6月号 電子書籍版
700円(税込)
作品内容
日本のコンテンツが世界へ羽ばたく時 【特集】日本のコンテンツが世界へ羽ばたく時 ソフトパワーの一角を担う日本のマンガやアニメに向けられる視線が熱くなっている。世界での熱狂を背に、政府は「新たなクールジャパン戦略」として、コンテンツ産業を中核にすえた“リブート(再起動)版”を示した。ただ、世界市場で人々を魅了するコンテンツはお金をかければ生まれるというものではない。今度こそ「基幹産業」として飛躍するために、必要な戦略、ビジネスモデルを探ろう。 ●目次●最先端半導体への挑戦 ビッグピクチャーを描け!(小柴満信 JSR前会長、経済同友会経済安全保障委員会委員長)●知られざるトランプの素顔 「米国第一主義」の裏にある真意/[解説]日米同盟の価値は不変 日本が導くべき多国間協力(小谷哲男 明海大学外国語学部 教授)●[米国の視点]元政権スタッフが分析 トランプ2.0で変化したこと(アレクサンダー・グレイ 元米大統領次席補佐官)●商いのレッスン(笹井清範) ハラスメント解決のために●国民の住宅取得が困難に 東京の都市機能に忍び寄る危機(中川雅之 日本大学経済学部 教授)●各駅短歌(穂村弘)●特集/日本のコンテンツが世界へ羽ばたく時●Part 1[総論]日本のエンタメ、世界を席巻! さらなる成長に必要な視点(中山淳雄 エンタメ社会学者、Re entertainment 代表取締役)●Part 2[歴史]マンガ産業は日本の宝 歴史・文化が育んだ肥沃な土壌(保手濱彰人 ファンダム! 代表取締役会長)●Column 1[図解]図で見て納得「IPビジネス」 “作り手”を守れる仕組みを(編集部)●Part 3[人材育成]クリエーターをすり減らすな 国に求められる支援と覚悟(編集部)●Column 2[法律]〈解説〉AI時代だからこそ知っておきたい著作権の知識(編集部)●Part 4[国内還元]「聖地巡礼」だけじゃない 多様化するコンテンツの地域還元(編集部)●Column 3[インバウンド]マンガだから伝わる インバウンド向けマナー広告(編集部)●Part 5-1[経済]ビジネスパーソン必読! 『ゴルゴ13』に学ぶ世界経済(滝田洋一 名古屋外国語大学 特任教授)●Part 5-2[医療]日本のアニメが心を癒やす? エンタメという“薬”の可能性(パントー・フランチェスコ 精神科医、慶應義塾大学病院精神・神経科教室 医員)●Interview[進化するマンガ]変化を恐れず“逆算”を楽しむ 浅野いにおが語るマンガの未来(浅野いにお マンガ家)●Part 6[韓国]「文化政策=投資」ではない! 韓国のコンテンツが強い理由(黄 仙惠 城西国際大学メディア学部兼ビジネスデザイン研究科 教授)●Part 7[マスメディア]サブカル隆盛の陰で進む危機 日本の自由民主主義を守れ(編集部)●世間を脅かす「闇バイト」 匿流と暴力団を同一視するな(溝口 敦 ノンフィクション作家、ジャーナリスト)●MANGAの道は世界に通ず(保手濱彰人) 「夢」に振り回されない唯一絶対の方法はこれだ!●「2024年問題」は未解決! このままでは物流が破綻する[鼎談](矢野裕児 流通経済大学流通情報学部 教授 × 首藤若菜 立教大学経済学部 教授 ×田阪幹雄 NX総合研究所 リサーチフェロー)●胃袋を満たしたひとびと(湯澤規子) 永松 昇[実業家]●「生物模倣」で製品開発脱 炭素の切り札となるか(編集部)●偉人の愛した一室(羽鳥好之) 伊藤博文 「春帆楼・日清講和記念館」[山口県下関市]●拝啓オヤジ(相米周二)●日本病にもがく中国(富坂聰) 上海万博を機に“量”から“質”へ 中国が日本に学んだ「J-感覚」●MAGA解剖(大野和基) 保健福祉省長官 ロバート・F・ケネディ・ジュニア 名門ケネディ家が生んだワクチン懐疑派の陰謀論者●新幹線を支える匠たち(大坂直樹)“旅の出入り口”と向き合う 機械設備を司る技術者たち●時代をひらく新刊ガイド(稲泉連) 『やなせたかしの生涯 アンパンマンとぼく』 梯 久美子●一冊一会●【最終回】フィクサー(真山仁) 第六章 隠蔽●モノ語り。(水代優) デザイナーとDJが手がける 東京・ゆしま花月「かりんとう」● 読者から/ウェッジから●表4
作品情報
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