Wedge 2025年2月号 電子書籍版
700円(税込)
作品内容
災害大国を生きる 積み残された日本の宿題 【特集】災害大国を生きる 積み残された日本の宿題 日本は今年で発災から30年を迎える阪神・淡路大震災や東日本大震災1月の能登半島地震など、これまで幾多の自然災害を経験し、様々な教訓を得てきた。復旧・復興のあり方を一律に示すことが困難だとしても、なぜ同じような光景は繰り返され、こうした“宿題”が積み残され続けるのか。本特集では、能登の現在地を記録するとともに、災害大国・日本の震災復興に必要な視点、改善すべき方向性を提示したい。 ●目次●「昭和100年」を契機に 「知的インフラ」の整備を急げ(奈良岡聰智 京都大学大学院法学研究科 教授)●「スポットワーク」バブルで人手不足は解消するのか?(編集部)●特集/災害大国を生きる 積み残された日本の宿題●Photo Report 奥能登4地区で見た地震・豪雨の爪痕と復興の兆し(編集部)●Part 1 災害法制を“根本”から見直し持続可能な復旧と支援を(菅野 拓 大阪公立大学大学院文学研究科 准教授)●Part 2 被災者の“本音”から知る 1年たった現場の実像(編集部)●Part 3 いつまで雑魚寝なのか? 避難所運営に必要な発想の転換(編集部)●Part 4 被災者支援に欠かせない「ケアマネジメント」の視点(井原 裕 獨協医科大学 埼玉医療センター こころの診療科教授)●Column 1 仮設住宅での生活 孤立をどう防ぐ?(編集部)●Part 5 参加してみて分かったボランティアの力と限界(編集部)/Interview 多様性こそ真骨頂 ボランティアだからできること(渥美公秀 大阪大学大学院人間科学研究科 教授)●Column 2 「非常時の人」が生むシンクロニシティ(編集部)●Part 6 世界に誇る「市民保護局」 イタリアから日本が学べること(島村菜津 ノンフィクション作家)●Part 7 災害関連死は氷山の一角 未来の被災者を救うために(山川 徹 ノンフィクションライター)●Part 8 人口減少時代の復興に必要な「地方自治」の要諦(編集部)●各駅短歌(穂村弘)●胃袋を満たしたひとびと(湯澤規子) 中内 イサオ[実業家]●特集/混沌とする国際情勢 動乱の2025年、日本はどう生きるか●Part 1 【新連載】MAGA解剖 MAKE AMERICA GREAT AGAIN 「MAGA派」とは何者か? トランプ政権の幹部を徹底解剖(大野和基 国際ジャーナリスト)●Part 2 むき出しの「ホンネ」が横行する トランプ後の世界(佐伯啓思 京都大学名誉教授)●Part 3 「戒厳」で混乱する韓国 日本のメディアが報じない“真相”(吉永ケンジ 安全保障ジャーナリスト)●Part 4 欧州統合は終焉しない 今こそ真の「日本独自外交」の展開を(渡邊啓貴 帝京大学法学部 教授)●偉人の愛した一室(羽鳥好之) 太宰 治「起雲閣」[静岡県熱海市]●MANGAの道は世界に通ず(保手濱彰人) 「生き方」の指南書はこれだ! 令和の仏陀・『路傍のフジイ』●日本病にもがく中国(富坂聰) 日本外交の成否から学んだ 「一帯一路」のキーワード●商いのレッスン(笹井清範) なぜ営業は足で稼ぐべきか?●拝啓オヤジ(相米周二)●時代をひらく新刊ガイド(稲泉連) 『就職氷河期世代』 近藤絢子●一冊一会●新幹線を支える匠たち(大坂直樹)商品を待つお客様のもとへ 台車を扱うプロ集団の舞台裏[ジェイアール東海物流]●モノ語り。(水代優) おいしいという感動につながる「かたち」 伊賀焼窯元長谷園「かまどさん」●フィクサー(真山仁) 第五章 逆襲●読者から/ウェッジから●表4
作品情報
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