Wedge 2023年10月号 電子書籍版
700円(税込)
作品内容
特集/日本人なら知っておきたい ASEAN NOW 特集/日本人なら知っておきたい ASEAN NOW 今年は、日本ASEAN友好協力50周年の節目の年である。日・ASEAN関係は今、リージョナルパートナーからグローバルパートナーへと変貌しつつある。しかも、起業やデジタル化といった側面では、日本を大きくリードしており学ぶべき点は多い。一方で、政治の安定、民主化などでは足踏みが続く。多様なASEANを理解するための「最初の扉」を開けるべく、各分野に精通した8人に論じてもらう。 ●目次●終わらぬ円安 立ちすくむ日本 今こそ必要なこの国の“決断”(唐鎌大輔 みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト)●セキュリティー・クリアランスは世界で生きる「必須免許」(兼原信克 元内閣官房副長官補、元国家安全保障局次長/手塚 悟 慶應義塾大学環境情報学部 教授/小谷 賢 日本大学危機管理学部 教授)●特集/日本人なら知っておきたい ASEAN NOW●[DATA 1] 人口6.7億人 数字でみるASEAN経済●【ISSUE 1】大国の「主戦場」ASEAN 日本は独自の互恵的関係を築け(石井順也 住友商事グローバルリサーチ[SCGR] シニアアナリスト)●【ISSUE 2】ASEANで揺らぐ民主主義 対外イメージ悪化の恐れ(野沢康二 BSテレビ東京 ニュース部長)●【ISSUE 3】新局面迎えるASEAN経済 課題は「早すぎる脱工業化」(塚田雄太 三井住友銀行グローバル・アドバイザリー部 部長代理)●【ISSUE 4】ASEANの経済・金融統合 保護主義拡大でも着実に前進(福地亜希 国際通貨研究所 主任研究員)●【ISSUE 5】存在感増すASEAN財閥 強みは世代交代と目利き力(木村昌吾 KPMG FAS ディレクター)●【ISSUE 6】日本の「上から目線」は時代遅れ ASEAN企業の実力直視を(牛山隆一 名古屋経済大学 教授)●[DATA 2]ASEAN10カ国における主要貿易相手国●【ISSUE 7】「デリスキング」の恩恵を受けるASEANの脱炭素政策(山田雪乃 大和証券 チーフESGストラテジスト)●【ISSUE 8】デジタル化進むASEAN 日本企業はもっと貢献できる(島戸治江 三井物産戦略研究所国際情報部東南アジア・大洋州室 室長)●MANGAの道は世界に通ず(保手濱彰人) ゴルフから人生を学ぶ 『オーイ!とんぼ』の「人間的成長」●少子化と人口減少を直視し 楽観論より“ありたい姿”を描け(鬼頭 宏 上智大学 名誉教授)●インテリジェンス・マインド(小谷賢) 解読された日本の外交暗号 米国の「黒い部屋」とは●加速するヤングケアラー支援 理念だけでは語れない[前編](大山典宏 高千穂大学人間科学部 教授)●誰かに話したくなる経営学(岩尾俊兵) インフレ下だからこそ必要な「ヒトに好かれる経営」●21世紀は「宇宙の世紀」 科学の力で日本の存在感を示せ(永原裕子 東京工業大学地球生命研究所 フェロー)●[INTERVIEW]技術力向上に必要なのは 「継続」と「頻度」(中須賀真一 東京大学大学院工学系研究科 教授)●[COLUMN]技術だけじゃない 民間の宇宙事業に必要な視点(編集部)●各駅短歌(穂村弘)●時代をひらく新刊ガイド(稲泉連)『忘れられたBC級戦犯 ランソン事件秘録』 玉居子精宏●一冊一会●偉人の愛した一室(羽鳥好之) 岸 信介 「東山旧岸邸」(静岡県御殿場市)●近現代史ブックレビュー(筒井清忠) 『陸軍将校の教育社会史 上・下 立身出世と天皇制』 広田照幸●商いのレッスン(笹井清範) 業績第一主義の先に顧客満足はない●拝啓オヤジ(相米周二)●フィクサー(真山 仁) 第一章 乱闘●モノ語り。(水代 優) 季節の「盛り」を楽しむ [京都・志る幸]●読者から/ウェッジから●表4
作品情報
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