Wedge 2023年8月号 電子書籍版
550円(税込)
作品内容
日本の少子化対策 異次元よりも「本音」の議論を 『Wedge』の主たる読者層はビジネスや政治・行政の最先端を生きる知的エグゼクティブ。読者の知的好奇心を満たすタイムリーなテーマに対し、1989年の創刊以来掲げてきた「事柄の本質を見極める」という編集方針で深掘りしていくのがモットー。企業も国も大きな曲がり角を迎え、制度疲労を起こしている時代だからこそ、世論や風潮に流されることなく、本質を捉えた建設的な提言を行う姿勢を貫きます。現在、編集部員は全員30代以下に若返っており、世界最先端の少子高齢化を生き抜く世代として、日本の未来に対する責任を意識した情報発信に努めています。 ●目次●G7議長国はまだ続く 日本は「復興」で指導力示せ(東野篤子 筑波大学人文社会ビジネス科学学術院 教授)●特集/日本の少子化対策 異次元よりも「本音」の議論を●[INTRODUCTION]分からないのは当たり前 孤育てを救う“魔法の言葉” (編集部)●【PART 1】誤解だらけの少子化問題 データから見るその実態(坂元晴香 東京女子医科大学衛生学公衆衛生学 准教授)●[COLUMN]若者たちのリアル 今どきの恋愛・婚活事情とは(編集部)●【PART 2】本音を隠した日本の性教育 「性」のタブー視はやめよう(編集部)●【PART 3】これだけ違う税と保険料 政治よ、本音で説明を!(土居丈朗 慶應義塾大学経済学部 教授)●[COLUMN]「産屋」存廃の歴史から学べること(編集部)●【PART 4】少子化対策の鍵握る企業 希望の光は経営者が灯せ/[4-1]雇用のあり方と働き方は経営者の決意次第で変えられる(小林美希 ジャーナリスト)●[4-2]企業の「制度」と「運用」が共育て社会実現の大きな一歩に(編集部)●【PART 5】少子化に向き合う海外諸国 現地の専門家に聞く/[5-1 INTERVIEW]フランスの高出生率を支える「家族政策」の理念と実践とは(話し手 オリヴィエ・コルボベッス フランス全国家族手当金庫[CNAF]欧州および国際協調関係部 部長、聞き手 高崎順子 フランス在住ライター)●[5-2]激変する若者の価値観 現代中国のシン・子育て事情(斎藤淳子 中国在住ジャーナリスト)●【PART 6】「子どもが欲しい」と願う世代 こうすれば後押しできる(編集部)●各駅短歌(穂村弘)自販機●動き出したNTT「IOWN構想」 6G時代の覇権を握るには(関口和一 MM総研 代表取締役所長)●価格高騰、鳥インフル…… 「卵」に何が起きているのか?(山田清機 ノンフィクションライター)/[COLUMN]卵を産む「鶏」はどこからくるのか? 育種改良の現場を訪ねる●時代をひらく新刊ガイド(稲泉連)『ワンルームから宇宙をのぞく』 久保勇貴●一冊一会●ロシアの愚行でとばっちり 大回り強いられる「中欧班列」(服部倫卓 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授)●【最終回】新しい原点回帰(磯山友幸) 「何かやらなきゃ生き残れない」 津軽鉄道に宿るDNA●インテリジェンス・マインド(小谷賢) 日本海海戦を勝利に導いた 明治のリーダーたちの卓見●【最終回】1918⇔20XX 歴史は繰り返す(高杉洋平) 満州事変から日中戦争へ 日本を破滅に導いた楽観主義●MANGAの道は世界に通ず(保手濱彰人) 『テニスの王子様』 ズレと違和感の演出●【最終回】さらばリーマン(溝口敦) 貧困家庭から米国留学 食の価値伝達者への華麗なる転身/谷澤悠実さん(DELIPICKS 代表取締役CEO)●拝啓オヤジ(相米周二)●近現代史ブックレビュー(筒井清忠) 『歴史と危機意識 テロリズム・忠誠・政治』 橋川文三●【最終回】Letter 未来の日本へ(河合香織) 日本が誇るイノベーターから 未来を担う若者たちへ/大嶋光昭(パナソニックホールディングス 名誉技監 ESL研究所 所長)●読者から/ウェッジから●表4
作品情報
同シリーズ
作者の関連作品作者の作品一覧