Wedge 2023年7月号 電子書籍版
550円(税込)
作品内容
特集/新たなエネルギー地政学 脱ロシア、脱炭素時代を生き抜く 『Wedge』の主たる読者層はビジネスや政治・行政の最先端を生きる知的エグゼクティブ。読者の知的好奇心を満たすタイムリーなテーマに対し、1989年の創刊以来掲げてきた「事柄の本質を見極める」という編集方針で深掘りしていくのがモットー。企業も国も大きな曲がり角を迎え、制度疲労を起こしている時代だからこそ、世論や風潮に流されることなく、本質を捉えた建設的な提言を行う姿勢を貫いていく。現在、編集部員は全員30代以下に若返っており、世界最先端の少子高齢化を生き抜く世代として、日本の未来に対する責任を意識した情報発信に努める。 ●目次●世界経済はまるで「モナ・リザ」 金融危機のリスクに備えよ(倉都康行 RPテック 代表取締役、国際資本システム研究所長)●エルドアン再選後のトルコは何を守り、何を変えるのか(今井宏平 日本貿易振興機構[JETRO]アジア経済研究所 海外派遣員)●特集/新たなエネルギー地政学 脱ロシア、脱炭素時代を生き抜く●【Part 1 総論 】世界の分断深刻化 脱炭素と安定供給との“二兎”を追えるか(小山 堅 日本エネルギー経済研究所 専務理事・首席研究員)●【Part 2-1 欧州 (1)】 「ロシア産天然ガスには頼らない」 欧州の新たな戦略とは(進士義友 海外電力調査会[JEPIC]欧州事務所長)●【Part 2-2 欧州 (2)】欧州が新たに直面する課題 脱中国依存と技術革新(今里和之 新エネルギー・産業技術総合開発機構[NEDO]欧州事務所長)●[Column 1 太陽光]次世代太陽光技術がカギ 充電いらずの“究極のエコカー”(編集部)●【Part 3 中東】石油危機から50年 日本は中東諸国にこう向き合え(高橋雅英 中東調査会 主任研究員)●[Column 2 LNG]電気は「あって当たり前」 安定供給支える現場の苦悩と矜持(編集部)●【Part 4 豪州】重要性高まる豪州 エネルギーを軸に日豪関係強化を(アームストロング士郎 オーストラリア国立大学 豪日研究センター長)●[Interview 脱炭素戦略] 脱炭素社会実現に向けて 多様で現実的な道筋づくりを(南 亮 経済産業省 首席国際カーボンニュートラル政策統括調整官)●[Column 3 核融合]持たざる国日本の切り札に? 核融合は希望の“光”となるか(編集部)●【Part 5 インド・ASEAN】途上国の現実を受け止め 日本はアジア地域の“代弁者”たれ(有馬 純 東京大学公共政策大学院 特任教授)●[Column 4 石炭火力]日本発で世界に貢献 石炭火力のゼロエミッション技術(編集部)●【Part 6 日本】原発・再エネフル活用で燃料価格変動への抗堪性を高めよ(大場紀章 ポスト石油戦略研究所 代表)●新しい原点回帰(磯山友幸) 「本屋」の代名詞・三省堂書店が考える新時代の書店とは●薬剤師ってこんなにいるの? 定員制限と役割拡大を急げ(成瀬道紀 日本総合研究所調査部 副主任研究員)/COLUMN 薬剤師余り 厚労省と文科省に問う(編集部)●MANGAの道は世界に通ず(保手濱彰人) 『推しの子』 負の原体験が強さを生む●日本人のアフリカ観は時代遅れ 悲観か楽観かで捉えるな(白戸圭一 立命館大学国際関係学部 教授)●インテリジェンス・マインド(小谷賢) 明石元二郎と石光真清は日露戦争勝利にどう貢献したか●各駅短歌(穂村弘) トランプ●近現代史ブックレビュー(筒井清忠) 『近代日本の政治家』 岡 義武●拝啓オヤジ(相米周二)●1918⇔20XX 歴史は繰り返す(花田智之) 日ソの「宣戦布告なき戦争」 ノモンハン事件が示す教訓●さらばリーマン(溝口敦) 豊富な経験と深い郷土愛 奈良に誕生したECメーカー/坂口竜一さん(ライズクリエイション代表取締役)●時代をひらく新刊ガイド(稲泉連) 『アンビシャス』 鈴木忠平●一冊一会●Letter 未来の日本へ(河合香織) 自らと他者の「死」に寄り添い お別れを“より良い”ものに/木村光希(納棺士、ディパーチャーズ・ジャパン 代表取締役)●読者から/ウェッジから●表4
作品情報
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