Wedge 2022年4月号 電子書籍版
550円(税込)
作品内容
『Wedge』の主たる読者層はビジネスや政治・行政の最先端を生きる知的エグゼクティブ。読者の知的好奇心を満たすタイムリーなテーマに対し、1989年の創刊以来掲げてきた「事柄の本質を見極める」という編集方針で深掘りしていくのがモットー。企業も国も大きな曲がり角を迎え、制度疲労を起こしている時代だからこそ、世論や風潮に流されることなく、本質を捉えた建設的な提言を行う姿勢を貫いていく。現在、編集部員は全員30代以下に若返っており、世界最先端の少子高齢化を生き抜く世代として、日本の未来に対する責任を意識した情報発信に努める。 ●【最終回】ONCE UPON A TIME 「天」(生津勝隆)●目次●露の侵攻で欧州“大転換” 日本に必要な不動の決意と行動(鶴岡路人・慶應義塾大学総合政策学部准教授)●デジタル時代に人を生かす日本型人事の再構築 Part1 揺れる日本の雇用環境 人事改革は「人」と組織を生かせるか(編集部)/Part2 「人」の成長なくして企業の成長なし 人事制度改革の将来像(鶴光太郎・慶應義塾大学大学院商学研究科教授))/Part3 自ら学び変化する人材を企業人事はどう育てるのか(中原淳・立教大学経営学部教授)●Part4 過熱するデジタル人材争奪戦 “即戦力”発想やめ自社育成を(編集部)/Column 1 迫る“2025年の崖” 企業は「レガシーシステム」の刷新を(角田仁・千葉工業大学 教授・デジタル人材育成学会会長)/Part5 技術継承と効率化の鍵握る人間とデジタルの「役割分担」(編集部)/Column 2 100分の1ミリで紡ぐ伝統 知られざる貨幣製造の裏側(編集部)●Part6 「米国流」への誤解を直視し日本企業の強み生かす経営を(冷泉彰彦・作家、ジャーナリスト)/Column 3 全ビジネスパーソン必読!「対話不全」への処方箋(田村次朗・慶應義塾大学法学部教授、弁護士)/Part7 根拠なき日本悲観論 企業に必要な「コンセプト化」の力(岩尾俊兵・慶應義塾大学商学部准教授)●社会の「困った」に寄り添う行動経済学(佐々木周作) キャリア相談にうまく対応できずに困った●政府、分科会、首長よ コロナ対応の転換から逃げるな PART 1 ゼロリスク思考から脱却しリスク最適化に向け舵を切れ(唐木英明・東京大学名誉教授、公益財団法人食の安全・安心財団理事長)/PART 2 感染対策と経済の両立へ日本は“方向転換”を決断せよ(仲田泰祐・東京大学大学院経済学研究科准教授)/PART 3 国家の債務は安保上“最大の脅威” 日本よ、目を覚ませ(加藤出・東短リサーチ代表取締役社長、チーフエコノミスト)●軍人確保に躍起の中国 日本はどう対応すべきか(飯田将史・防衛省防衛研究所 米欧ロシア研究室長)●各駅短歌(穂村弘)●新・宇宙時代の到来 人類はなぜ月を目指すのか?(編集部)●知られざる高専の世界(堀川晃菜) 「知的創造サイクル」でアイデアを形にする高専生/沼津工業高等専門学校●新しい原点回帰(磯山友幸) かけがえのない「場」を守る 再認識した会社と社員の存在●世界の記述●MANGAの道は世界に通ず(保手濱彰人) 『カイジ』が示す「絶望こそが本当のチャンス」●EVが“日常”になった米加州 しのぎを削るメーカーの大競走時代(土方細秩子・ジャーナリスト)●インテリジェンス・マインド(小谷賢) 戦後日本インテリジェンスの光と影●1918⇔20XX 歴史は繰り返す(高原秀介)現代米国外交の起源 ウィルソン主義は何を目指したのか●さらばリーマン(溝口敦) バンドマンからの紆余曲折 デジタル人材派遣業で大成功/佐藤昌平さん・エクストリーム代表取締役社長●近現代史ブックレビュー(筒井清忠) 『大衆運動 新訳版』 エリック・ホッファー●時代をひらく新刊ガイド(稲泉連) 『水を光に変えた男』 荻野進介●一冊一会●拝啓オヤジ(相米周二)●読者から/ウェッジから●表4
作品情報
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