Wedge 2021年11月号 電子書籍版
550円(税込)
作品内容
『Wedge』の主たる読者層はビジネスや政治・行政の最先端を生きる知的エグゼクティブ。読者の知的好奇心を満たすタイムリーなテーマに対し、1989年の創刊以来掲げてきた「事柄の本質を見極める」という編集方針で深掘りしていくのがモットー。企業も国も大きな曲がり角を迎え、制度疲労を起こしている時代だからこそ、世論や風潮に流されることなく、本質を捉えた建設的な提言を行う姿勢を貫いていく。現在、編集部員は全員30代以下に若返っており、世界最先端の少子高齢化を生き抜く世代として、日本の未来に対する責任を意識した情報発信に努める。 ●ONCE UPON A TIME「拝」(生津勝隆)●目次●人権と経済で揺れ動く独 メルケル後の対中政策の行方は(板橋拓己・成蹊大学法学部政治学科教授)●強権中国の抱える脆弱性 地方で露呈する統治の「壁」 (磯部靖・慶應義塾大学法学部教授)●脱炭素って安易に語るな PART1 政治主導で進む脱炭素 日本に必要な“バランス感覚”(編集部)/PART2 おぼろげな46%減を徹底検証 “野心的”計画は実現なるか(間瀬貴之/永井雄宇・電力中央研究所社会経済研究所主任研究員)/PART3 高まる国家のリスク それでも再エネ“大幅増”を選ぶのか(山本隆三・常葉大学名誉教授)/PART4 その事業者は一体誰? “ソーラーバブル”に沸く日本(平野秀樹・姫路大学特任教授)●PART5 「バスに乗り遅れるな」は禁物 再び石油危機が起こる日(大場紀章・ポスト石油戦略研究所代表)/PART6 再エネ増でも原発は必要 米国から日本へ4つの提言(フィリス・ヨシダ 大西洋協議会国際エネルギーセンター上席特別研究員)/PART7 進まぬ原発再稼働 このままでは原子力の“火”が消える(編集部)●各駅短歌(穂村弘)●手腕問われる岸田新政権 内外に抱える「分配」の課題(滝田洋一・日本経済新聞社編集委員/テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』解説キャスター)●インテリジェンス・マインド(小谷賢) イラン核開発にあらがうイスラエルの深き執念●【対談】ウィズコロナへの転換期 今こそ検証すべき「法」と「体制」(堀成美・感染症対策コンサルタント/吉峯耕平・弁護士)●社会の「困った」に寄り添う行動経済学(佐々木周作) 若者の投票率向上で困った●知られざる高専の世界(堀川晃菜)高専ホワイトハッカー チームを育んだ“遊び場”/木更津工業高等専門学校●「察する」から「伝える」へ 言語技術で日本人の存在感を高めよ(編集部)●時代をひらく新刊ガイド(稲泉連) 『海獣学者、クジラを解剖する。』 田島木綿子●一冊一会●台湾有事は日本有事 もはや他人事ではいられない PART1 いつか必ず訪れる台湾海峡危機 日本は覚悟と備えを持て(武居智久・日本戦略研究フォーラム顧問)/PART2 高まる軍事的脅威 「政治の不作為」断つ処方箋とは(勝股秀通・日本大学危機管理学部教授)/PART3 法の限界は明らか 「国民保護」に本気で取り組め(中林啓修・国士舘大学防災/救急救助総合研究所准教授)●新しい原点回帰(磯山友幸)「地域で頼りにされる存在」へ 逗子の老舗タクシー会社●MANGAの道は世界に通ず(保手濱彰人) やり抜く力を育む『かくかくしかじか』●CHANGE CHINA ~中国を変える“中国人”~ (梶谷懐) 「北京対香港」を乗り越え連帯を訴える不屈の左派論客 區龍宇●1918⇌20XX 歴史は繰り返す(篠原初枝) 単なる「失敗」ではない 理想を示し規範を作った国際連盟●イノベーションを阻む“法律たち”( 宗像雄) キャッシュレス化を加速させる給与のデジタル支払い●世界の記述●さらばリーマン(溝口敦) 奥多摩でのカヌー教室 24年続けるシンプルライフ/後藤めぐみさん・カヌースクールグラビティ代表●近現代史ブックレビュー(筒井清忠) 『橋川文三 野戦攻城の思想』 宮嶋繁明●拝啓オヤジ(相米周二)●読者から/ウェッジから●表4
作品情報
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