邪神たちの2・26 電子書籍版
880円(税込)
作品内容
「皇国に危機が迫っている!」蝉しぐれの昼下がり、白壁輝く皇居の上に黒い雲を見たのは北一輝、ただ一人であった……。大日本帝国陸軍将校、海江田清一は、九頭竜川上流の故郷で父の遺品を発見する。そこには船乗りだった父の、インスマスの町で体験した怪異が綴られた遺書と、ハワードという友人からの手紙が隠されていた。そして、1936年2月26日、陸軍の青年将校らは1483名の兵を率い、「昭和維新断行・尊皇討奸」を掲げて決起する。しかしその真の目的は、邪神の魔の手から日本を救うことであった。
作品情報
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