昭和40年男 2025年12月号 vol94 電子書籍版

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作品内容
すべての子どもがテレビっ子だったあの頃、人格形成において影響を与えたものは特撮やアニメ、バラエティ、音楽番組……それ以上に大きな比重を占めていたのがテレビドラマでした。児童向けのみならず、刑事ものや学園もの、ホームコメディから硬派な大人向け作品までの幅広いカテゴリーのドラマは、昭和のテレビの根幹だったと言っていいでしょう。各テレビ局が競うように名作を送り出していたそんな時代に我々は育ったわけですが、本放送のみならず、再放送で何度も観て、別世界に導かれ、また現実を知り、大人の階段を一歩一歩上っていきました。今回は我々が物心のついた70年代前半から後半にかけての、言い換えれば「フィルムドラマ」の時代に作られたドラマのなかから特に心に残っている作品を取り上げ、その魅力を検証していきます。　※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページや特別付録が含まれない場合がございます。　●特集CONTENTS●名言集 Say the Words●連載CONTENTS●昭和ドラマの記憶〜70年代編〜「フィルドラ」の時代●コラムニスト、泉麻人が語る 70年代「フィルドラ」の時代●Our Favorite TV Drama　俺たちの昭和ドラマ10選+1●「フィルドラ」のマドンナ榊原るみ●特別インタビュー石立シリーズの最重要人物山本紀彦●完全保存版特別インタビュー石立鉄男●石立鉄男シリーズ『パパと呼ばないで』●『おひかえあそばせ』と『雑居時代』●『気まぐれ天使』と『気まぐれ本格派』●俺たちシリーズの代表作『俺たちの旅』●『俺たちの朝』『俺たちの祭』●特別インタビュー檀ふみ●過去に背負った暗く悲しい運命を描いた「赤いシリーズ」の記憶●同世代ゆえのリアリティに親近感をもった児童向けドラマ●ケンちゃんシリーズ宮脇健インタビュー●俺たちが通った昭和の熱血学園ドラマ●俺たちが受け取った熱い心と強い意志刑事ドラマ●同世代脚本家・大森寿美男が語る昭和ドラマ脚本の奥深い魅力●連載：大槻ケンヂ　窓から昭和が見える第22回大槻ライス!　学校から帰るとフィルムドラマばかり観ていた●名作を書いた脚本家たち●連載：時のペン先が綴る物語少年ニッキ vol.25 「受け継がれし出来事」●東京下町ロケ地散歩●レコードで聴くテレビドラマ●私だけが知っているドラマ、名シーン●昭和ドラマを10倍楽しく観るための「フィルドラチャンネル」●気まぐれ福田君新聞第77号●昭和42年/1967年俺たちの時間旅行タイム・トラベル●あの頃のTVデイズ●『ウルトラセブン』放送開始●ザ・フォーク・クルセダーズ『帰って来たヨッパライ』●『オールナイトニッポン』放送開始●『あしたのジョー』連載へ向け始動●news ＆ information●江口寿史＆鈴木ダイスケヒサシ☆ダイスケの回転ちがいのズル休み vol.21 編集T、久々に吠える（原田真二について）。●昭和アイドル・キャッチフレーズ研究所チェリーのアイドルボム第40回「木之内みどり」●安田謙一の西の国から吹くコラム Sangari★a vol.43「もんたよしのり」●荒海に生きるタメ年男。甲本雅裕●Vivaヤング～平成生れ昭和育ち～第1回：おかゆ●泉麻人の納戸の遺産～元祖オタク少年の収集品～第1回「噂の錦四郎」ノート●俺たちのマドンナ白井貴子●樋口毅宏の神のみぞ知る God Only Knows 泉谷しげる●編集後記