Voice 2025年7月号 電子書籍版

  • Voice 2025年7月号 電子書籍版
  • 880円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    特集1は「トランプ2.0が世界史を変える?」。「この100日間で、首都ワシントンは、およそ100年間でもっとも大きな変化を遂げた」。第2次政権発足から100日を迎えた4月29日、ドナルド・トランプ大統領はこのように自画自賛しました。4月2日に発表した「相互関税」の導入を象徴として、世界は予測不可能性を前に大きな混乱に包まれています。このような先行きが不透明な時代に語られがちなのが、私たちの視座を相対化してくれる歴史のアナロジーです。トランプ大統領は19世紀の米国への愛着を隠しませんが、それに限らず、現在の世界と歴史とを照らし合わせることで、混乱期を生き抜く示唆を得られるはずです。歴史の大きな流れをふまえてトランプ2.0を見たとき、それをどれだけ大きなインパクトと位置付けることができるのか。トランプ第2次政権の政策は、世界史を変えうるものなのか。「戦後秩序」が大転換を迎えていると指摘する中西寛氏や、トランプ大統領がめざす「新しい19世紀」について分析する篠田英朗氏らの論考を通じて考えます。そのほか特別企画として、佐伯啓思氏と森本あんり氏の対談を掲載。多極化の時代を迎えたいまこそ「日本とは何か」を問い直すべきとの議論は必読です。第2特集は「国民と賃上げ」。日本、欧米、中国の賃上げ事情を比較しながら、「賃上げ」の可能性と課題に迫ります。巻頭には、文芸評論家の三宅香帆氏と『チ。』の作者である魚豊氏の対談「『陰謀論の時代』に甦るカントの思想」を掲載しています。

作品情報

出版社
PHP研究所
提供開始日
2025/06/27
ジャンル
雑誌
連載誌/レーベル
Voice

同シリーズ

作者の関連作品作者の作品一覧

この作品が好きな方はこちらもおすすめ