Biophilia(ビオフィリア) 電子版14号(2015年7月・夏号) 電子書籍版

  • Biophilia(ビオフィリア) 電子版14号(2015年7月・夏号) 電子書籍版
  • 950円(税込)

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    作品内容

    治療薬や医療機器の開発がいかに困難であったか、ご説明しよう。 難病とは、原因不明で治療方法も未確立であり、かつ生活面での長期にわたる支障がある疾患です。全国規模での症例の把握とその病態解明が進められていますが、治療薬の開発は市場原理により困難でした。いま、難病に対する創薬と医療機器の開発は、飛躍的なスピードで進みつつあります。世界中で確認されている難病は4,000とも5,000疾患ともいわれています。国内では現在306疾患が「指定難病」で、「医療費助成」の対象です。 本特集は、治療薬や医療機器の開発がいかに困難なものであったか、研究者の使命感と情熱が8つのテーマからご理解いただけると思います。 ●Biophiliaウェブサイトのお知らせ●【巻頭言】難病克服を目指すアカデミアの取り組み:シーズ探索から医師主導治験まで / 葛原 茂樹(鈴鹿医療科学大学)●【特集】難病制圧に向けて●提言.難病制圧に向けて―アカデミアにおけるイノベーション創出の現状と展望 / 金谷 泰宏(国立保健医療科学院健康危機管理研究部)●特集1.難病新薬が誕生するまで―リンパ脈管筋腫症とシロリムス / 中田 光(新潟大学医歯学総合病院生命科学医療センター)●特集2.神経・筋疾患治療のための医療機器 HAL-HN01 医師主導治験の実施研究─Cybernic neurorehabilitationへ / 中島 孝(独立行政法人国立病院機構新潟病院)●特集3.多発性硬化症の新薬の創製をめざして / 山村 隆(国立精神・神経医療研究センター神経研究所免疫研究部)●特集4.遠位型ミオパチーにおけるN-アセチルノイラミン酸の補充療法 / 青木 正志(東北大学大学院医学系研究科神経内科)●特集5.日本発、希少難病ヒトT細胞白血病ウイルス関連脊髄症に対する革新的治療薬の開発 / 山野 嘉久(聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター)●特集6.中性脂肪蓄積心筋血管症―1日でも早くこの難病を克服するー / 平野 賢一(大阪大学医学部附属病院 循環器内科・大阪大学大学院CNT研究室)●特集7.ミトコンドリア病 MELASに対するタウリン補充療法 / 砂田 芳秀(川崎医科大学神経内科学)●特集8.重症多形滲出性紅斑の眼後遺症に対する新医療機器の臨床試験 / 外園 千恵(京都府立医科大学)●特集9.難病の克服に向けた研究開発の方向性ー第10回科学技術予測調査よりー / 重茂 浩美(国立研究開発法人日本医療研究開発機構/文部科学省科学技術・学術政策研究所、文部科学省科学技術・学術政策研究所 小笠 原敦)●総説1.NBRP「ラット」―遺伝子改変ラットの利用と保存― / 庫本 高志(京都大学大学院医学研究科附属動物実験施設)●総説2.NBRP「ショウジョウバエ」ストックセンター事業の現状と将来 / 上田 龍(国立遺伝学研究所生物遺伝資源センター)●総説3.多様な微生物リソースの整備による環境や健康の研究への貢献 / 大熊 盛也(理化学研究所バイオリソースセンター微生物材料開発室)●NEWS1.ジャパン・バーチャル・ロボティクス・チャレンジへの挑戦●NEWS2.ふくしまの技術を世界に―医療機器への挑戦●連載1.研究者人生に悔いなし ―その1〈第5回〉 人生の醍醐味は運まかせにあり / 倉地 幸徳(ミシガン大学名誉教授)●連載2.Silva ScientiaeXXXV 親子のきずな / 久原 孝俊(順天堂大学大学院医学研究科)●連載3.カメ医療の基礎 〈第2回〉 カメの臨床検査(前編) / 小泉 伊織(バーツ動物病院)●Biophiliaバックナンバー

作品情報

ページ数
134ページ
出版社
アドスリー
提供開始日
2015/07/24
ジャンル
雑誌

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