Biophilia(ビオフィリア) 電子版9号(2014年4月・春号) 電子書籍版
950円(税込)
作品内容
世界的に有病者が増えている2型糖尿病。その数は3億8,200万人といわれ、わが国でも右肩上がりで増加。しかし、糖尿病に対する一般の認識は不足気味。過剰な糖質摂取、運動不足、夜遅い時間帯での夕食、砂糖を使った煮ものが並ぶ和の食事……。気づかぬうちに高血糖がつづき、糖尿病と診断されるケースが多いのではないだろうか。国をあげての糖尿病予防・改善対策が急がれるなか、今号では最前線の研究・治療、国の取り組みをご紹介したい。●【巻頭言】糖尿病と健康寿命/清野裕(関西電力病院院長)●【特集】2型糖尿病治療研究の最前線●特集1.2型糖尿病を取り巻く現状/矢部大介、清野裕(関西電力病院)●特集2.対糖尿病戦略5ヵ年計画を通じた取り組み/高本偉碩、植木浩二郎(東京大学大学院)●特集3.早期診断を実現するイメージング技術/稲垣暢也(京都大学大学院)●特集4.糖尿病に対する再生医療の展望/川口義弥(京都大学iPS細胞研究所)●特集5.食事・運動療法研究の現状・課題と今後の方向性/津下一代(あいち健康の森健康科学総合センター)●特集6.飯塚病院臨床現場における2型糖尿病への取り組み─チーム医療を中心に─/佐藤直市(飯塚病院)●特集7.糖尿病の克服に向けた日米欧の研究開発戦略とわが国の課題/重茂浩美、小笠原敦(文部科学省科学技術・学術政策研究所)●特集8.医療分野の研究開発の新たな体制の構築に向けて/菱山豊(内閣官房健康・医療戦略室)●【総説】食物繊維豊富な大麦で生活習慣病を予防する/東海林義和(農林水産省産学官連携コーディネーター)●連載1.超高齢社会を元気で安心に過ごしていただくための歯科の役割〈第4回〉歯根を残し目指そう健康長寿/金指幹元(鶴見大学歯学部)●連載2.医工連携〈第3回〉製販ドリブンモデルのこの1年(2013年4月~2014年3月)/柏野聡彦(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)●連載3.SilvaScientiaeXXXサーチュインのさまざまなはたらき/久原孝俊(順天堂大学大学院医学研究科アトピー疾患研究センター)●バックナンバー
作品情報
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