潮来舟唄 電子書籍版

  • 潮来舟唄 電子書籍版
  • 770円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    料理の修行中に死んだ兄の遺志を継いで六年、故郷の潮来で見世を!潮来自慢の飯屋はここよ酒も肴も江戸仕込み田楽蒲焼き豆腐飯、蕎麦水団汁に餡巻きよ兄にゆかりの益吉屋潮来から料理修業のため江戸に来た益吉が病のため二十一の若さで亡くなり、その遺志を継いで出てきた弟の寅吉が六年の修業を終え、これから故郷に戻って見世を開こうとしている。寅吉が修行中の浅草長吉屋の長吉は、六年前に益吉の骨壺を届けられなかった悔い故、潮来まで同行するという。さらにはのどか屋の千吉に、一緒に行って見世びらきまで助けてやれというのだった。*秋鯖の味噌煮(本書より)――まずは切り身に塩を振ってから霜降りにしてやることだ。さらに生姜を加えて煮ると、青魚の臭みが抜けて、ちょうどいい塩梅になる。もう一つの勘どころは、煮汁に味噌を入れるのではなく、練り味噌を別につくってから加えることだ。

作品情報

出版社
二見書房
提供開始日
2023/03/01
ジャンル
文芸

同シリーズ

作者の関連作品作者の作品一覧

この作品が好きな方はこちらもおすすめ