東京電力福島第一原発事故とマスメディア 電子書籍版
523円(税込)
作品内容
福島第一原発事故はなぜ起きたのか?なぜ、マスメディアは東京電力に対して、厳しくその責任を問うことができないのか?人類史上まれに見る破局事故が浮き彫りにした日本という国の本質は?国家権力の実権を握り続ける霞が関の官僚、政治家、財界、メディアがいかなる形でつながっているのかをメディア内部から考察してきた著者が出した結論は、日本は民主主義国家とは程遠い旧ソ連に酷似した官僚独裁国家であるという事実だった。電力会社は天下り先を提供することでその官僚とつながり、票やカネを出すことで議員とつながり、そして莫大な広告を出すことでメディアを支配している。その実態、なかでもメディアと電力会社の関係を、広告営業、編集の両方の経験者でなければわかり得ない独自の視点から暴く。旧ソ連はチェルノブイリ事故から五年後に崩壊した。日本はどうなる?
作品情報
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