斜陽日記 電子書籍版

  • 斜陽日記 電子書籍版
  • 561円(税込)

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    作品内容

    太宰治の出世作『斜陽』の下敷きとなった、回想録的な日記。太宰の“愛人”として娘・治子を生んだ太田静子が、1945年の春から12月までの日々を太宰に勧められるままに綴って渡したもので、太宰が入水自殺したとき、この日記が書斎の机に置かれており、井伏鱒二らが『斜陽』の印税10万円とともに静子に返却しにきたという逸話が残っている。『斜陽』の「人間は恋と革命のために生まれて来たのだ」の一節など、文面がまったく同じ箇所も多く見受けられ、太宰がどのように“文学”に昇華させたかがわかる貴重な資料でもある。文庫オリジナルとして、太宰からの手紙やふたりが過ごした山荘の写真等を収録。

作品情報

出版社
朝日新聞出版/文芸
提供開始日
2012/11/24
ジャンル
文芸

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